形の無いそれ。

キャラクターが居て、基本設定もあり、話の（中の）目的もある。

だけど話にするにはまだ足りない。

キャラを立たせ、流れを作り、まとめあげてこそ『読める話』となる。


既に数多の物語が世の中に流れている。

しかしそれら全てを把握できるほど人間の時間は無限ではない。
単に影響を受けたとか、偶然似てしまったとか、どこかでネタが被ってしまうこともあるかもしれない。

盗作ではないのに盗作と疑われてしまうことを避けるには今まで誰も考えたことが無いような突飛な話にするべきなのだろうと思う。

ただ、あまりに突飛過ぎると敬遠されてしまう可能性がある。

必ずしも共感してほしいわけじゃないけれど、『こういう世界もあるんだな』と4割ぐらいの人が思ってくれればちょうどいいんじゃないかと思う。


今はまだ形になっていない。

いつものように行き当たりばったりではなく筋を立ててから…と思っていても、最初と最後ぐらいしか思いつかない。

形が無いからこそ自由にできるから、悔いのない形にしたいものだ。