tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

サンドライト エチオピア シダモ@スターバックス

2013-02-22 23:20:24 | cafe

 

エチオピアのコーヒーというと、映画「おいしいコーヒーの真実」を思い出す。
2001年に起こった「コーヒー危機(Coffee Crisys)」とその背景を描いた映画だ。

コーヒー先物市場での最安値は、2001年10月22日のポンド当たり42.50セント(ニューヨーク市場)。
生産コストの約1/2。生産国は危機的状況に直面した。
価格は持ち直してきてはいるが、危機的な状況はいまもなお深刻だ。
・・・南の貧困化。生産するだけの南の諸国、先進国は消費するだけ。ここに市場主義経済がからむから、豆の値段は下がり南で貧困が進む。

コーヒーの主要生産国は、ブラジル、ベトナム、コロンビア、インドネシア。この4か国で世界の生産量の約半分を占める。他の国は弱体で、売れるものはコーヒーしかないし、生産調整も難しい。
コーヒーの価格が上がれば、世界中でコーヒーの増産体制に。森は切り開らかれ、自然は破壊される。農薬の使用、そして、豆の生産に係る廃棄物。
一方、価格が暴落すれば、コーヒー農園は銀行管理になり、今度は牧草地だ。どのみち、環境破壊が待っている。

こうしたコーヒー市場のグローバル化・市場主義を抑制する動きとして、フェアトレード運動がある。しかし、コーヒー市場は利権政治屋が支配する世界のうえ、ルール破りの貿易業者が群がっている。

映画では、エチオピアのシダモ地区が飢餓に見舞われ、栄養補給センターで子供が泣き叫ぶ姿が映る。
問題は錯綜している。その本質を捉えて対処しないと、問題解決どころか、さらに深刻化しかねない。

・・・エチオピア シダモ。農家が天日干ししたチェリービーン。現地のことを想像すると、ほろ苦い味がする。

 


ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村
記憶に残るお弁当 下田ダイバーズ


信州そば@上田

2013-02-21 22:43:38 | プチ放浪 山道編

 
 

たぶん、旧制松本高等学校に通っていた北杜夫の本の中の文章だったと思う。
「信州のそばは、そばはうまくても、つゆがまずかったりする。なので、都会で食す信州そばが最強」
(かんだやぶそばとか?)
・・・スキー場で食べたかき揚げそばは、つゆにそば湯がブレンドされた感じ。香りはいいものの、なんかねっとりとした残念な味だった。
せっかくのそばどころ。帰りにみんなでお蕎麦屋さんにということで、長野から来たツアーメンバーに上田市内のおいしい蕎麦屋さんを教えてもらって寄り道。

信州そばというと
「信州信濃の新蕎麦よりも わたしゃあなたのそばがよい」なんて色っぽい話になるわけはなく・・・。
教えてもらったお蕎麦屋さんは、なんと、日曜休み。まじ?
でも、そこはそれ。スマートフォンを駆使するメンバーが、すぐさま地元の人たちに愛されるお蕎麦屋さんを見つけ出す。・・・「もみぢや」さん。
創業明治2年。営業時間11:00頃~19:00頃。「頃」っつうのが「粋」だ。そんな老舗。

ぼくらのグループの人気は、かも南蛮。あるいは、それにカレーの入ったヤツ。大盛は1.5倍らしい。・・・カレーかあ。つゆがはねると大変だけど。。
一方、ぼくのオーダーは、くるみだれ、なめこおろし、そして、かつおつゆの「くさもみぢ」。
昼飯時の混んだ蕎麦屋で、あれこれ注文を迷わず入りざまに「ざる一丁」 。ささっと食べて席を空けて、あらかじめ用意してあった丁度の代金を置いて帰るいつものスタイル。
薬味のわさびがおいしいのは、水が良いことの証なのだろう。

そばは、もともと山間の救荒食物。国雲南省北西部の山岳地帯が起源だ。
和の食材といった印象もあるが、外国でも食されている。
英語では「buckwheat(バックウィート)」、フランス語では「farine de sarrasin (ファリーヌ・ドゥ・サラザン)」と呼ばれる。フランス語の名前の由来は、サラセン人が運んできたそば粉から来ている。つまり、シルクロードを通って伝わったのだ。

フランスでは、そば粉を使ってクレープ状の「ガレット」や「 ブリニ」を作る。もともとは家庭料理だったものをレストランメニューに持ち込んだもの。パリにはクレープリーが120軒以上あり、そば粉のヘルシーさが受けている。


ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村
記憶に残るお弁当 下田ダイバーズ


菅平・・・もう歳?

2013-02-20 22:23:43 | プチ放浪 山道編

 

スキーをするのは、なん年か前に5月連休中の月山で、スノーボーダーたちを、け散らしながら数時間滑ったきりだから、思い出すのも大変なほど前のこととなる。

普段、パラグライダーのぶっ飛びで、山を登っては飛びを繰り返しているので、そこそこ、足腰は鍛えられているはずと思っていたが、午前中の数本の滑りでまずは上体をブロックするために腹筋が筋肉痛に。
昼食時は思わず腹筋がどうにかなっちゃったのかと思うぐらいの痛さに。

夕方のペンションに帰るころには、Pインストラクターの運転するFR、MTバンの到着を待っている時、雪面に大の字になって休みたくなるほど全身が疲れ果て、夜の飲み会では、胡坐をかいて座っている間中、左足の内側の筋肉が痙攣していた。

深夜、菅平の気温はマイナス7℃。車に置いていた飲みかけのペットボトルの紅茶は、カチンカチンに凍っている。
ツアー2日目は、午前中滑って解散ということで、宿泊したペンションから自車でスキー場に向かう。
スキー場の駐車場に続く、最後の1㎞ぐらいの坂道がタイヤに磨かれたミラーバーン(鏡面圧雪)。
多くの車がスリップして登れずにそこでストップ。
・・・出足がモーター出力の我が愛車も、あえなく、スリップして登れず。結局、車を坂道の途中にあった駐車場に乗り捨て、長野から来たツアーメンバーの車に乗っけてもらって裏ダボススキー場へ。
同じFFなのに、こちらはスイスイ登っていく。出足のトルクが大きいFFハイブリッドは、どうも本質的に雪道は苦手のようだ。スキー場の駐車場には、ぼくと同じ車種は見当たらない。

この日、裏ダボススキー場は、小学生以下の子供がリフト無料の「キッズフリー」。リフトはバブル経済の頃のにぎわいだった。20分程度の待ち時間。混んでるダボスゲレンデを避けて太郎ゲレンデへ。
上級者コースだ。・・・やっぱ、久々のコブでは飛ばされっぱなし。
昔のカンはなかなか戻らない。ってか、もう歳か。


ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村
記憶に残るお弁当 下田ダイバーズ


菅平・・・会えた時は涙目

2013-02-19 22:26:06 | プチ放浪 山道編

 

そもそも、スキーツアー日程を間違えた経緯はこうだ。
下田ダイバーズのホームページに「イベント&ツアー」として、年間ツアー情報が載っている。
その一番上が「2月 24(金)~26(日) 「SKI」 Tour in 菅平高原 」
http://www.shimodadivers.com/news/2012/02/007067.php

「インストラクターP」がぼそりと~
「僕をスキーに連れてって・・・!?」 この一言からこの企画が・・・
(実は お金持ち・ナシゴレン・Pは、「スノーボード」がプロ級なのですよ?!)

・・・今見れば、確かに日付が違っているのに気が付く。
が、しかし、2月の3週目の週末(つまり来週の週末)のスキーツアーと信じ込んで、下田ダイバーズに電話したのが水曜日。
電話に出た下田ダイバーズのスタッフが言うには
「ツアー空いてんじゃない?Pに電話させるから・・・」
Pから電話をもらったのが翌日の木曜日の仕事中。ツアーの詳細を自宅へメールしておきましたとのこと。
自宅へ帰ってメールを確認するも、エクセルで作成したスケジュール表を開けず。会社のパソコンへ転送。
金曜日に会社でスケジュール表を開き、宿の住所を確認した。何年かぶりの菅平だ。
そして、集合は「21時に新宿西口のロータリー」だった。
実はこの時点でも、「2月 22(金)~24(日) 「SKI」 Tour in 菅平高原 」と思い込んでいた。

週末に向かう深夜の首都高は空いていた。雪の中を順調に関越・18号。そして菅平。
ペンションの手前でカーナビの案内が終了し、ちょっとまごつくも、無事に到着。時刻は1時30分。
ペンションの入り口に人影が見える。・・・Pだ。

信じられないものを観たと驚愕しつつも歓迎の表情のPに到着を告げ、部屋割を聞くとぼくのベッドはなんとか確保できるようだ。こうして、何年かぶりのスキー旅行が始まった。
日程の勘違いは
下田ダイバーズのホームページの年間ツアー情報。・・・なんと昨年の日程だった。
他のゲスト達はPのファイスブックの情報で集合していた。

ツアー中、留守だった自宅のパソコンには、Pのフェイスブックからのメールが届いていた。
「新宿21時前。ゲストがこれから集合します」
3時50分の受信メールには
「無事に菅平到着」
イントラって大変だ。宿に到着して2時にはベッドに入ったぼくを尻目に、Pは日程を間違えたぼくのために、早朝までいろんな調整をしてくれてたのだろう
・・・世の中は、フェイスブックが主体で回りだしている。


ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村
記憶に残るお弁当 下田ダイバーズ


菅平・・・まじっすか?

2013-02-18 23:18:46 | プチ放浪 山道編

 

その事件は、こうして起こった。
いつも会社からの帰りに寄るジムが休みだった金曜日。スターバックス銀座マロニエ通り店に寄り道。季節のおすすめケーキとコーヒーで、一週間の疲れを癒す。そして、いつもの通勤電車で長時間揺られて帰宅。
溜まったDVDの一本を見ながら、週末の予定を考える。
とりあえず、週末の天気はもちそう。寝不足が溜まってるから、土曜日は遅く起きて「来週のスキーの準備」。
スポーツショップに行って、スキーケース買わなくちゃならないし、それにスキーを詰め込んで宿に送っとかなきゃいけない。だいぶ髪が伸びているから、散髪にも行きたいし。

東京で旅行代理店に勤める咲子(松嶋菜々子)が、故郷の徳島で一人暮らす母・龍子(宮本信子)の病室へ駆けつけるシーン。自宅の部屋で観ていた映画はそろそろ中盤へ差し掛かる。

充電中のアイフォンがmandarinの着信音を鳴らしたのは、この時だった。
誰だろう。こんな時間に。iPhoneを見ると、時刻は21時20分。
慌てて応答しようとiPhoneを持ち上げて、充電コードに引っ張られて床に落とす。

電話は下田ダイバーズのイントラからだった。個人名を出すのはかわいそうなので、ここでは、彼の名前を「P」としておく。
「いまどこです?」
「自宅です」
「21時に新宿集合なんですけど・・・」
「え?今日?ん?スキーツアー????うっそー?来週でしょう?」
「いえ、今日です。2月15日」
「今日って。ムリムリ。絶対無理。スキーもまだ送ってないし。ごめん・・・キャンセルかな?」
「わかりました。また機会がありましたら・・・」

スポーツマンらしく、Pの決断は速い。
・・・はからずもドタキャン。顧客ブラックリストに載ったら最後、今後はツアーのお誘いがいっさいかからなくなる。
それもいいさ。
とか思ったが、足はスキーバックを取りに向かう。
何年ぶりかに思い立ったスキー。そう簡単には諦められない。
んで、着替えやら何やら思いつくものを手当たり次第バックに詰め込んで・・・。
千葉の山奥から菅平まで、首都高を抜けてこの時間なら4時間はかかる。22時30分の出発で、到着は夜中の2時30分だ。
新宿集合のみんなは、とっくに宿について寝ている時間だ。
だから宿についても、車で朝を迎えなければならない。ダウンの寝袋を2重にしなきゃ。
この時期、スキー場へ行くには相当の装備と覚悟が必要だ。凍った山道を登れなければ、途中で野宿するしかない。


ご訪問&最後まで読んでくださりありがとうございます。
お帰りの際、ひとつクリックお願いします。
お手数かけてすいません。
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村
記憶に残るお弁当 下田ダイバーズ