tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

信州そば@上田

2013-02-21 22:43:38 | プチ放浪 山道編

 
 

たぶん、旧制松本高等学校に通っていた北杜夫の本の中の文章だったと思う。
「信州のそばは、そばはうまくても、つゆがまずかったりする。なので、都会で食す信州そばが最強」
(かんだやぶそばとか?)
・・・スキー場で食べたかき揚げそばは、つゆにそば湯がブレンドされた感じ。香りはいいものの、なんかねっとりとした残念な味だった。
せっかくのそばどころ。帰りにみんなでお蕎麦屋さんにということで、長野から来たツアーメンバーに上田市内のおいしい蕎麦屋さんを教えてもらって寄り道。

信州そばというと
「信州信濃の新蕎麦よりも わたしゃあなたのそばがよい」なんて色っぽい話になるわけはなく・・・。
教えてもらったお蕎麦屋さんは、なんと、日曜休み。まじ?
でも、そこはそれ。スマートフォンを駆使するメンバーが、すぐさま地元の人たちに愛されるお蕎麦屋さんを見つけ出す。・・・「もみぢや」さん。
創業明治2年。営業時間11:00頃~19:00頃。「頃」っつうのが「粋」だ。そんな老舗。

ぼくらのグループの人気は、かも南蛮。あるいは、それにカレーの入ったヤツ。大盛は1.5倍らしい。・・・カレーかあ。つゆがはねると大変だけど。。
一方、ぼくのオーダーは、くるみだれ、なめこおろし、そして、かつおつゆの「くさもみぢ」。
昼飯時の混んだ蕎麦屋で、あれこれ注文を迷わず入りざまに「ざる一丁」 。ささっと食べて席を空けて、あらかじめ用意してあった丁度の代金を置いて帰るいつものスタイル。
薬味のわさびがおいしいのは、水が良いことの証なのだろう。

そばは、もともと山間の救荒食物。国雲南省北西部の山岳地帯が起源だ。
和の食材といった印象もあるが、外国でも食されている。
英語では「buckwheat(バックウィート)」、フランス語では「farine de sarrasin (ファリーヌ・ドゥ・サラザン)」と呼ばれる。フランス語の名前の由来は、サラセン人が運んできたそば粉から来ている。つまり、シルクロードを通って伝わったのだ。

フランスでは、そば粉を使ってクレープ状の「ガレット」や「 ブリニ」を作る。もともとは家庭料理だったものをレストランメニューに持ち込んだもの。パリにはクレープリーが120軒以上あり、そば粉のヘルシーさが受けている。


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