ご存知、アンコウはアンコウ目アンコウ科の硬骨魚の総称。水深30m-500mの砂泥状の海底に生息する。手足のように変形したヒレで海底を移動する。ダイバー諸氏が大瀬崎でよく見かける、通称レアものの深海魚・キアンコウもその仲間。
体長は、オスは50㎝、メスは1m以上にもなる。体は平べったく、上から見ると楕円形で、頭の上には誘引突起があり、これを餌と間違えて近づく魚を餌として食べる。英語では「angler fish(釣りをする魚)」と呼ばれている。
「あんこう」が初めて文献に登場するのは室町時代で、文明以前成立の『精進魚類物語(作者不詳)』にて「鮟鱇の弥太郎」として出てくる。
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/3/32357/20141016185937331821/KokugoKyoikuKenkyu_53_63_aut.pdf。
日本で食用にされるのは、キアンコウ(ホンアンコウ)とアンコウ(クツアンコウ)。キアンコウの方が味がよく値段も高い。カロリーは100gあたり、身58kcal、肝445kcal。
身に栄養分は少ないが、あん肝はフォアグラと並ぶ珍味とされ、栄養価的にも非常に優れている。
さて、アンコウは江戸時代の頃の“三鳥二魚” [鳥=鶴(ツル)/雲雀(ヒバリ)/鷭(バン) 魚=鯛(タイ)/鮟鱇(アンコウ)]と呼ばれる5大珍味の1つに数えられている。
タイはわかる。アンコウって、そんなに獲れる魚だったんだ。っつうか、日本で最初にアンコウを食べた人は勇気ある人だったんだろうな。
とか言っても、深海生物リュグウノツカイが売られてたりするし、アノ「さかなくん」さんも食べたことがあるらしい。・・・とりあえず毒を恐れずに食う。これが基本なのかな。
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