tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

サントリーホワイト

2017-03-03 22:06:57 | 日記

輸入物の酒を扱うおしゃれな酒屋の棚の片隅に並んでたホワイト。
1929年に発売された「国産ウイスキー第1号」だ。
ご存知、NHK連続テレビ小説「マッサン」のモデル、竹鶴政孝が壽屋のある大阪に近い場所である山崎の地に蒸留所を建設、そこで熟成を進めたウイスキーを「白札」として販売し始めた。これが現在のサントリーホワイトの元祖。

棚から円筒形の瓶を手に取った時、学生時代を思い出した。そして、その時代から飲んでいない自分に気がついた。
ホワイトは、ロン・カーターとかレイ・チャールズら黒人ミュージシャンを起用したCMで、トリスや角瓶よりもおしゃれなイメージを持つ少し格上ブランドだった。
一方、サントリーレッドとオールドの宣伝は、「すこし愛して、なが~く愛して」と女の愛嬌と情で男心に訴える戦略だったように思う。
残念ながら、現在、飲み屋でホワイトを置く店は見かけない。

とってつけたような甘さしか感じられないサントリーのウィスキーだが、ラベルに1923とラベルにある煙臭いイメージだったホワイトには、なつかしさを感じていた。
だが、飲んでみると、ん? という感じ。ピート香は思いの外ピート香は抑え目で、おとなしい。あれっ、こんな味だったかなあ?もう少し尖った味だったように記憶していたのだが。
夏には、冷蔵庫の氷をタオルでくるんで、トンカチでクラッシュ。それをグラスに詰め込んで、ホワイトをトクトクトク。氷がとけるのが早くなる分、飲みやすく、夏に似合うやり方だった。
国産ウイスキーの 第1号のホワイト。簡単に消えてほしくじはない。


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