ラプサン・スーチョン（紅茶）＠梅舎茶館

美術館や博物館をまわった後、駅前のカフェで一休みでもと思っても、週末のスターバックスなどでは“激混み”。
ただ混んでいるんじゃない。激混み。通路に人が多すぎて通れない。席待ちの行列が2階から1階まで続く。

・・・なので、最近は激込みのスターバックスをはなから諦めて、中国茶専門店に行くのが賢い人たちのトレンドのようだ。
まずは、それほど知られていないから店が空いている。そして、茶器で出て来る中国茶ならトールサイズでも4～5杯はいける。
たくさんお茶を飲むことで利尿作用も利くことからデトックスによる解毒が効果的に進むとのことだ。
つまり、一石二鳥でゆっくりとくつろぎながら、健康も増大できる・・・らしい。

ということで、池袋東口のお寺街にある、中国茶専門店。
注文は中国の「紅茶」。正山小種(ラプサン・スーチョン)。
紅茶の茶葉を松葉で燻したフレーバーティー。生産地は中国福建省武夷山市周辺。
正山は、現地で武夷山を指す俗称。小種は茶樹の種類。
アールグレーに似た香り。

正山小種は紅茶の生まれとも関連する伝承がある。
明代から清代へ移行する17世紀の混乱期に軍隊がこの村へ駐屯。
軍隊が去った後に作業が途中になっていた乾燥途中の茶葉を、松の木を燃やして乾燥させようとしたところ、茶葉にその香りが付いて正山小種が生まれたらしい。


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