tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

風の記憶:北アルプスの風(1)

2008-09-26 22:22:45 | プチ放浪 山道編

 
 

【撮影地】富山県中新川郡立山町立山峰1(室堂平)(2008.9月撮影)
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東京 → 越後湯沢 7:48~9:05(JR新幹線MAXとき307号) → 富山 9:13~11:21(JR特急はくたか4号)
電鉄富山 → 立山 11:50~12:50(富山鉄道本線)
立山 → 美女平 13:10~13:17(立山ケーブルカー)
美女平 → 室堂 13:20~14:10 (高原バス) 
立山室堂山荘宿泊

立山室堂山荘 - 雄山 - 大汝山 - 富士の折立 -  雷鳥平 -  みくりが池 - 室堂ターミナル

山を形容する言葉はたくさんあるが、山を人になぞらえて、男性的な山、あるいは、女性的な山と形容することも多い。そうした言葉は、切り立った岩肌、鎖場だけが頼りの人を寄せ付けないような登山道、情け容赦ない悪天候などの印象から生まれてくるのだろう。ただ、山の天気に関しては、とくに秋にかけての時期は変わりやすく、霧や雲はいつでも生まれ、視界が急速に閉ざされてしまう。もし、秋のこの時期、山で一日中晴れたら、女神に祝福されたと言っていいのかもしれない。
天気予報では、この日、立山地方は午前中は雨。午後からはかろうじて曇りの予定なのだが、日曜日なので午前中で帰らなければならない。明日からまた仕事。私は、昨夜、室堂の山小屋で同室になった人たちと話をして、雨の立山をさっさとあきらめて、午前中に信濃大町から白馬へJRで移動し、栂池の自然観察園にでも行こうかなと思っていた。高山に咲く花なら、雨が降ってても見ることができる。むしろ、立ち止まって花をじっくり見るには雨の方が良いかも知れない。
それほど、前日にトレッキングした室堂のまわりは濃い霧が立ち込めて、目の前に聳え立つ立山連峰の影がようやく見える程度で、今日の天候は期待できそうもなかったのだ。



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