tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

小さい秋を見つけに(1)

2008-09-01 21:04:57 | プチ放浪 山道編


週末の留守中にご訪問いただきました皆様、ありがとうございます。不在のため、コメントへの返事が遅れてごめんなさい。
週末は、この春に骨折した右足首のリハビリを兼ねて、日々の生活に流されていく自分に渇を入れるために、八方と富士山トレッキングに行ってきました。一晩ゆっくりと眠った今、全身の筋肉が悲鳴をあげる中、心地よい疲労を覚えながらこの文章を書いています。きっと、明日はもっと、すごい筋肉痛になってるんだろうなあ。

ゲリラ的な大雨が各地を襲う中、深夜23:54発のJR快速ムーンライト信州81号は、雷雨のとどろく新宿を後にした。朝からのゲリラ雨で、終日、中央線の特急列車のダイヤグラムは乱れっぱなしだった。しかし、この夜行快速のムーンライトは、発車が込み合う中、順番待ちのため10分程度の出発の遅れがあったが、あとはすんなりと、朝もやの立ち込める早朝の白馬駅に到着した。

白馬駅から見上げた白馬連峰はガスでかすんでいた。天気予報は今日も一日中雨。山の景色は望めそうもない。
夏場の八方は今回が初めてだ。上村愛子チャンの住む町。モーグルの女神さま。ぼくにとって、唯一、チャン付けで名前を呼びたいと思っている女性。彼女は先シーズンワールドカップで総合優勝を果たした。彼女の輝く笑顔。来シーズンも活躍を期待したい。

さて、八方尾根自然探求路へのプチトレッキング。右足首の状態を見て、明日、富士山に登るかどうか決めるつもりだった。足首が痛むようなら、ここから近場の栂池自然園のハイキングに変更せざるを得ないだろう。
白馬駅のベンチでウイダーinゼリーとマックスバリューの携行食で朝食を終えたぼくは、スパッツとリュックカバーを装着して山の雨に備えた。駅前からバスに乗り、八方のバスターミナルへ。白馬の町並みは、おしゃれな店が軒を連ねている上に、いたる所に地図が表示されており、方向音痴のぼくでも迷うことはない。
7時30分のゴンドラリフトアダムの運転開始を待って、標高770mからゴンドラリフトで標高1400mの兎平まで。この兎平は、その昔、ぴょんぴょん平と呼ばれていたと思う。
兎平でアルペンクワッドリフトに乗り換え、標高1680mの黒菱平へ。気温は一気に下がり、しかも、雨が激しく降りだした。
半そでのシャツで傘をさしていたぼくは、リフト降り場でゴアテックスのレインウエアーをはおり、雨対策。同じゴアテックスの生地でも、ハイキングシューズの方は、たやすく水が浸入するが、レインウエアーの方は通気性を保ったまま、水を完全に遮断してくれ快適だ。
そして、グラートクワッドリフトに乗り、標高1830mの八方池山荘まで。
途中、リフトからぶら下げた足が伸びた草をかすめるほど、地面の近くを通る。リフトから飛び降りて、歩いて行けそうなほど。
標高1830mの八方池山荘から標高2060mの八方池までは登山道を歩く。いきなり石だらけの道。








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