長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

下町猫道散歩マップを片手にぶらぶらするゴールデン梯子

2013-05-05 08:26:14 | Weblog
押上の駅の近くに「スマイルキッチン」というカフェがある。
押上のかあさんみたいに元気で包容力のある女将・京子さんが
その名のとおりいつも笑顔でチーパッパと元気になる食事などを供する
お店。その京子さんが声をかけ、「下町猫道散歩マップ」というのができた。
瀬戸内海を高速道路で渡る時にいつも感じるのだけど、海や島というのは、
舟にのった目線で見るのがいい。桜や花火もマンションの上から見るより、
地べたでみるほうがいい。とくに、桜の一番は、きれいな女性の膝枕で見る
のがいい、というのが男の永遠の憧憬である、うん。
昨年の6月にスカイツリーの上から、下町を見たけど、この街は、路地裏
なんかを猫が散歩するような目線で見るのが、最高やと思う。

ゴールデンウィークも後半戦になった。人ごみの中で都会を感じるのも、
こいのぼりの日のおのぼりさんで、いいけど、この「下町猫道散歩マップ」
をみながら、界隈のお店を歩いてまわるのも一考だ。
界隈には、「押上猫子」というカフェもある。ここのランチも評判だ。
観光というのは、どんな光を観ることなんやろか?
やっぱり、その町に住んでいる人たちの営みなんかが垣間見れる場所の中に、
違和感なくそうろうと入り込めた時に、ワクワクする気分が最高潮になる。いに
最近は「bunkan」のモーニングを食べながら新聞を読む、というのがなんやら、
頭の休養をとるに最高だと思っている。関西弁をしずかにしゃべる「アツシくん」
のいれる珈琲も、いくたんびにおいしくなってくる。
近くにできた「むーむー珈琲」(正確な言い方ではなさそ)も、いい感じだ。
猫道を、犬がマーキングしながら歩くように、力をぬいて、たちしょんでもするような
気分で歩いてみると、押上の町は、ちがった町に見える。

少し疲れて、三丁目の夕日が見える自分になったら、うちへ「ほぼぶらじる」を
飲みにくればいい。(今日は日曜日で、16時に閉店。なのでたわごと)