長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

沖縄の風を感じながら踊った踊った

2013-05-20 07:33:34 | Weblog
昨日はタケシィのライブ。初めてmikaさんが琉球舞踊をやってくれた。
日本舞踊もそうだけど、琉球のそれも、元気の気を風といっしょに伝えて
くれるような優美でしなやかな動きの一体感がいい。
昨日のリハの時に、「今日はろうそくの明かりでいこう」と決めた。

泡盛がまわり佳境に入ると、みんなで踊りながら楽しむのが沖縄の流儀だ。
昨日はたまたま、みわちゃんの誕生日であり、22日のスカイツリーと同じ
誕生日のタケシィと、これまた偶然に同じ星の下に生まれた豊の国の海老蔵くん
が初参加でおおいに盛り上がった。

タケシィは最初に天真庵にやってきた時、「何かやってみて」といったら、
蘇州夜曲を歌ってくれた。最近ではあの平原綾香さんがカバーした曲。
西條八十翁の作詞。日本人のこころの原風景の歌として、悠久の流れ
といっしょに、ゆらゆらと源流から流れている魂の歌だ。
最後に「寒山寺」がある。そう、寒山拾得(かんざんじゅっとく)の寒山寺。
寒山が文殊菩薩の化身で、拾得が普賢菩薩の化身であると、日本人は
信じてきた。禅林や文人たちが、彼らの絵を書き、彼らの心境にあこがれた。

蘇州夜曲  詩・西條八十

蘇州夜曲

君がみ胸に 抱かれて聞くは
夢の船唄 鳥の唄
水の蘇州の 花散る春を
惜しむか柳が すすり泣く

花をうかべて 流れる水の
明日のゆくえは 知らねども
こよい映(うつ)した ふたりの姿
消えてくれるな いつまでも

髪に飾ろか 接吻(くちづけ)しよか
君が手折(たお)りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に
鐘が鳴ります 寒山寺

昨日、八十翁のひ孫にあたるりんちゃんから手紙がきた。
宮崎生まれの坂田くんと結婚したお知らせ。
このあたりの「寒山拾得縁」みたいなもので、いろいろ根っこ
がつながってきた。今回のホーチミンもきっとその流れだった。
何度も挑戦してきたけど、日本がアジアをまとめることができんかった。

小浜くんが「てえぺえぺえ」とかいって無理な囲い込みをしようとしているけど
そんなくくりでは、簡単にいかないと思う。
もっと、心の奥底からみんなが納得するようなことをせんとね。

これから「卵かけごはん」
夜は「易の勉強会」
明日は♪しょしょしょじょうじの「書」

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