長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

普茶料理みたいな蕎麦会 不思議な料理教室

2013-01-13 08:12:37 | Weblog
今日は16時で閉店。

16時半から「蕎麦打ち教室」をやる。その後18時半から「なんとなく蕎麦を喰う会」
普茶料理と煎茶を楽しみたいと思う。
普茶料理とは、黄檗山万福寺をつくった隠元和尚が、中国から伝えた
精進料理で煎茶と一如の切っても切れない料理。
蕎麦も古い文献を読むと、お寺から始まったと思われる。
「蕎麦」はもちろん、「蕎麦豆腐」「そばがき」なども、立派な精進料理でもある。
天真庵が始まって、始めて二階の茶室で蕎麦会をやる歴史的な日になった。
黄檗山の初祖・隠元和尚や二代の木庵、55代慈光の「洗心」などの書が飾られた
二階の茶室で、茶味禅味ついでに酒味まで堪能したいと思う。

今週の16日、17日の午前中は「卒啄珈琲塾」午後は「無茶しぃの会」。
この会は終わった後に、軽く蕎麦にかかわる料理をだす。
もちろん、作り方も伝授。
蕎麦屋というのは、何種類かの「かえし」をつくる。そのかえし
は「万能の調味料」なので、料理は工夫すれば融通無碍、まんだら世界。
昔から蕎麦屋の「酒肴」が美味い、所以である。

質素だけど、自然の恵みを感謝しながら食べる。
普茶料理とは、「普く(あまねく)大衆に茶を施す」
から命名されたものだ。
「おいしいものを食べる」という時代から
「おいしく食べる」という時代になるのが21世紀。
おいしく食べるコツは「いい友達(気のおけない友)と食べる」のが一番。
いい友達を持つには「自分がまずいい友達になること」だと思う。

明日は「卵かけごはん」
明後日の夜は「英語で蕎麦会」

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
次回の「蕎麦打ち教室」 (喜島 顕)
2013-01-13 10:38:03
おはようございます。偶然にも本日の蕎麦打ち教室の件を知りました。次回の開講日程が決定しましたら是非とも教えて下さい。あの「美味しいお蕎麦」のプロセスを教えて下さる機会、大変貴重です。よろしくお願い致します。
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Unknown (天真)
2013-01-14 08:04:13
少数精鋭?
の教室で、しばらく満席です。
そのうち、あと一日時間をつくりたいと
思っています。HPやブログをみていてください。
感謝。
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