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長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

葉っぱをうまく調理する方法!

2012-09-16 08:13:43 | Weblog
昨日は「スケッチの会」だった。ブログとかfacebookとかが大流行りで、
どこへいっても、口をボーッとあけて、見るもの、食べるもの、店内とか人
の気配や空気に関係なく、カシャッとする輩がふえた。
「チーズケーキを食べてるわたし~ボリボリ」みたいに。
写真も撮り方によってはファインダーの後ろにいる人の「気」というか魂が映るもだし、芸術
のひとつだと思うが、あまりに大衆的になってしまって、すっかり価値が地に落ちた感がある。
それに比べたら、スケッチというのは、書き手の気持ちがよくあらわれていて、いい。生活の
中にある身近な「気づき」みたいなものを描くというのは、人生を豊かにするひとつの方法かも。

昨日は夕方、「田舎から送ってきた」といって、無茶しぃのメンバーが「葉からし菜」を
茹でてもってきてくれた。さっそく、「かえし」と砂糖と少し砂糖を入れ、出汁につかった
「どんこ」と「昆布」もきざんで、ちりめんを加えて、「ごちゃまぜの佃煮」にした。
勉強会の後は「そばどん」をたべるのがならわしだけど、白いごはんにかけて食べたくなった。
ので、スケッチ中の人たちの了解を得て、土鍋でごはんを炊いた。
3合の米に3合の水。はじめちょろちょろ中ぱっぱ・・・そんな難しいことではない。
蓋からあがってくる湯気の勢いと、においをかぎながら、15分もすれば、うまい飯ができる。
炊飯器で炊く米とは似て非なる慈悲深い味がする。
「土を喰らう」ありがたさと、日本人に生まれてきたことに感謝。

明日は祝日だけど、「卵かけごはん」の日。
もちろん、土鍋でごはんを炊いている。日本人が普通にやってきたことの
中に、「ほんもの」がいっぱい潜んでいる。感謝。

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