長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

白ワインを飲みながら・・

2014-04-10 08:13:28 | Weblog

昨日は「卒啄珈琲塾」と「無茶しぃの会」だった。

少しあたたたくなったので、アイス珈琲がでるようになった。

「ほぼぶらじる」は、ホットとアイスがある。ブレンドを変えるのでは

なく、温度によって焙煎を変える。アイス珈琲の季節は自然に深く

なる。そうすると温かい珈が少し「にがく」感じることがある。そこにちょいと

触媒のような珈琲豆を入れると不思議だけど、調和ができる。

理論理屈ではなく、自然の運行に波動をあわせてみると、「!」とくる。

無茶しぃの会では、京都で調達した「おひがし」で、星野村の煎茶を

いただいた。京都でいただくお茶は最高だけど、東京でも負けていない、

というくらい芳香な茶の味が、五感をリセットしてくれる。

昨日はお茶のお稽古が終わった後に、お茶を習いにくるNさんが

毎週水曜日に「bunkan」でやる「一日店長 カレー屋さん」にいった。

夜の部は16時半からで、ワインなどがついたセットメニュー。

少し時間があったので、玉ノ井(東向島界隈)をぶらりと散歩して、

bunkanの隣にある日本一センスのいい「ノックの帽子屋」をのぞいた。

先日ノックさんと日本一センスのいい「NUSUMIGUI」(盗み喰い)というブランド

を立ち上げている香取神社近くのアーティストたちが、蕎麦を手繰りにきた。

若いアーティストたちが元気なうちは、この国の未来も明るい。この服をつくる匠と

帽子の匠が、今年は「全国ツアー」をやる予定らしい。ぼくも石臼をもって参加したい

といおうと思ったけど、遠慮した。でもどこかの街、できたら四国のあの港町あたりは

いってみたい。だいたいこんな「ひとりごと」をいっている時は、半分以上実現に向けて

動き出そうとしている。あっちの人たちは、すこぶる迷惑な話ではあると思うけど・・・

イタリアの「ブリッコ・・?」みたいな白ワインを飲みながら、四国の港町の古色蒼然

としたカフェで、蕎麦を打っている初老の翁の姿が見えた・笑

明日は「ねんどの会」

芸術とまでいかないにしても、自分でものつくりをする、というのは、素敵なことだ。

すごい勢いで日本人の高齢化が進んでいるけど、いつも世界にさきがけて、そんな時代

の「生き方」の手本を見出すのも、日本の役割。しばらく斜陽を楽しみながら、ゆっくりと

お茶でも楽しみながら生きていければ何の不足もない。「ここから」という原点があればいい。

 


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