昨日は「卒啄珈琲塾」と「無茶しぃの会」だった。
少しあたたたくなったので、アイス珈琲がでるようになった。
「ほぼぶらじる」は、ホットとアイスがある。ブレンドを変えるのでは
なく、温度によって焙煎を変える。アイス珈琲の季節は自然に深く
なる。そうすると温かい珈が少し「にがく」感じることがある。そこにちょいと
触媒のような珈琲豆を入れると不思議だけど、調和ができる。
理論理屈ではなく、自然の運行に波動をあわせてみると、「!」とくる。
無茶しぃの会では、京都で調達した「おひがし」で、星野村の煎茶を
いただいた。京都でいただくお茶は最高だけど、東京でも負けていない、
というくらい芳香な茶の味が、五感をリセットしてくれる。
昨日はお茶のお稽古が終わった後に、お茶を習いにくるNさんが
毎週水曜日に「bunkan」でやる「一日店長 カレー屋さん」にいった。
夜の部は16時半からで、ワインなどがついたセットメニュー。
少し時間があったので、玉ノ井(東向島界隈)をぶらりと散歩して、
bunkanの隣にある日本一センスのいい「ノックの帽子屋」をのぞいた。
先日ノックさんと日本一センスのいい「NUSUMIGUI」(盗み喰い)というブランド
を立ち上げている香取神社近くのアーティストたちが、蕎麦を手繰りにきた。
若いアーティストたちが元気なうちは、この国の未来も明るい。この服をつくる匠と
帽子の匠が、今年は「全国ツアー」をやる予定らしい。ぼくも石臼をもって参加したい
といおうと思ったけど、遠慮した。でもどこかの街、できたら四国のあの港町あたりは
いってみたい。だいたいこんな「ひとりごと」をいっている時は、半分以上実現に向けて
動き出そうとしている。あっちの人たちは、すこぶる迷惑な話ではあると思うけど・・・
イタリアの「ブリッコ・・?」みたいな白ワインを飲みながら、四国の港町の古色蒼然
としたカフェで、蕎麦を打っている初老の翁の姿が見えた・笑
明日は「ねんどの会」
芸術とまでいかないにしても、自分でものつくりをする、というのは、素敵なことだ。
すごい勢いで日本人の高齢化が進んでいるけど、いつも世界にさきがけて、そんな時代
の「生き方」の手本を見出すのも、日本の役割。しばらく斜陽を楽しみながら、ゆっくりと
お茶でも楽しみながら生きていければ何の不足もない。「ここから」という原点があればいい。
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