長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

普茶料理

2009-03-21 06:40:30 | Weblog
今日は、お茶会のため、お店は休業です。

今年は、織田流煎茶道の仕上げ、というか、教授の資格を
いただくので、何かと、お茶にまつわる会が多くなってくる。

煎茶の総本山?みたいなものが、京都の宇治の黄檗山にある。
隠元和尚が、黄檗禅といっしょに、いんげんまめとか、煎茶とか、
を日本に広めたのを祖として、始まったものだ。
だから、京都には「普茶料理」という精進料理のお店が何軒もある。
精進料理の元祖みたいなもので、だいたい4人が最低人数で、
同じ材料でつくったものを、中華みたいに大皿にのったものを、
みんなで分けて食べるものだ。「医食同源」でもあり、「一物一体」
であり、中国四千年の力を感じる。

昨日は、普茶料理みたいに、4人のお客さんの蕎麦会を3組承った。
気のおけない仲間たちと、いっしょに食べる、というほどご馳走はない。
時代は「おいしいものを食べる」より「@おいしく食べる」だ。

最初の4人さんは、ワカと、ワカの同級生たち。ひとりは、2年前に
ワカと同じく食道ガンの手術をしている方だった。とても元気そうで、
蕎麦と、同郷の「郷の鴨遊び」をグビグビ飲んでいかれた。
@おいしく食べたり、楽しい人生をおくるためには、よい友達を
持つに限る。よい友達を持つためには、まず自分がよい友だちに
なることだ。 天恩感謝。



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