沖縄病みたいに、小川町病(しばらく会う人に、小川町のことを話す・笑)にかかった。
五大名飯のひとつとして立派に存続している「忠七飯」とは、お茶漬けみたいなもんだ。
「えっ そんなものが」と思うごじんも多かろうが、もともとお茶漬けは、平安貴族が
毎日おいしいご馳走ばかり食べていて「まろは、ごはんにお茶をぶっかけて食べてみたいぞんなまし」
なんとていうノリで、のりをかけたり、わさびをのせたりしてできた、というのが定説だ。
一世を風靡したある料理屋では「たくわん3きれに お茶漬け」というメニューで15両(今のお金で10万くらい?)
という店も記録に残っている。関西では、朝はひやごはんにお茶漬けとか茶かゆとかが定番だったので、奈良漬けや
京都の漬物が発展してきた。関西では漬物のことを「香のもの」というのも、最初は貴重な味噌に野菜をつけて
いたものから糠漬けにかわっていった歴史があるかららしい。どちらにしても「ごはん」というのは大変貴重なもん
だし、毎日食べて食べあきないところがスゴイと思う。
昨日の夜は「ねんどの会」。小学校にあがる前からお年玉を使ってこの会にき続けているみくちゃんも
この春から中学2年生になった。うちの姪っ子ユズとおないとし。
先日20周年を迎えた「順受の会」の松田先生の師匠は故・岡田武彦先生の本に
「ヒトは躾で人になる」という本がある。躾できてないのは人ではなくただのヒトらしい。
身が美しくなる躾は、「し続ける」という言霊でもある。どんな道でも最低10年し続けて
「やっとなんとかプロ」程度になるのではなかろうかしらん。
連休中もカレンダーどおり。卵かけごはんもやりまっせ。「ごはん」を大切にしたいね。
もうすぐ八十八夜。これもお米の大切さを痛切した古人たちの魂がこもっている。
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