長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

道が分かれていたら

2007-05-22 06:22:22 | Weblog
道が右と左に分かれていたら、いつもどうやって歩む道を選んでいるのだろうか?

昨日は、素敵な女性が珍しい漂流をしてきた。天真庵のショーウィンドウを見て、また十間橋のほうに向かって歩き出した。なかなか「最初の1歩」が勇気がいるので、
毎日そんな人はあまたいる。

でもその若いきらいな女性は、オープンエアーなテラスから颯爽と入ってこられた。そして「酸味の多いキリマンジャロは苦手なんですが・・・」というので、
「ほぼブラジル」をすすめた。

少しして「今日休職願いをだした」ということだった。大手町で下りる予定だったのが、終点まで寝過ごし、「これからどうやって生きていこう」などと思索しながら、ブラブラして、天真庵に辿りついた、らしい。

一杯のコーヒーが、「人生の大事な句読点」になる場合がある。
迷ったり、悩んだりした時に、おいしいコーヒーが飲める・・・
けっこう幸せなことだと思う。

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2 コメント

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「優しい時間」 (いわさき)
2007-05-22 09:10:30
天眞さん、「寺尾聡」してますねぇ。
なかなかいい話をありがとうございました。

>でもその若いきらいな女性は

でも、誤植でしょうけど、
素敵な話の中のこの文、思わず噴出しちゃいました。
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Unknown (天真)
2007-05-23 08:53:04
あのドラマでは、お客さんがゆっくりミルをまわす。
でもうちは、私がまわします・笑
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