「父と呼べ」をもって、秩父の温泉に・・・
洒落ではない。チチではなく、「チャン」なのであーる。♪チャアンの仕事は刺客ぞ~おな~ シトシトピッチャン・・
ときどき、秩父に蕎麦を食べにいく。両神温泉につかり、そのまた奥に小さな蕎麦屋がある。そこは女性が蕎麦を打ち、
その女性のおばあちゃんがそばを打っている写真が飾ってある。なんだかしらないけど、その写真を見ると、「がんばって
そばを打ち続けよう」という気になる。
朝6時に目がさめ、お風呂に。気温はマイナス一度。こんな時は露天風呂が最高だが、裸で風呂にいくまでが寒い。
少し凍結した道路を待ち合わせの花園インターまで走る。Mさん案内でそのまま、渋沢栄一の生家へ。「論語とそろばん」よろしく
道徳&経済を唱えた大実業家。偉い人がでた土地というのは、年月がたっても、やっぱりいい気が流れている。
池袋に住んでいたころは飛鳥山にある「渋沢栄一記念館」にはよく通ったものだ。
その後はMさんの畑へ。彼はIT時代からの知り合いで、20年以上付き合いがあるが、7年前から農業法人をつくって
深谷ネギを中心に年商一億越えにまでもってきた。先月は「満つまめの会」のマーくんも彼の畑で深谷ネギをぬいて、
大地の気をいただいて帰ってきた。畑で働く若いスタッフたちも、みんな元気で挨拶する笑顔も素敵で、その力が
ネギたちにものりうつっている感じがした。関東の人はねぎの白い部分を好み、関西の人は九条ネギを代表するように
青い部分を好む。でもこの深谷の「なべねぎ」は、白い部分も青い葉も甘くてうまい。とくに今ごろが旬だ。
農業の勉強をしたい人は、ぜひ「つばさグリーンファーム」をのぞいてほしい。
その後は、近くの農家そばやへ。先月マーくんがそこのそばやのおやじの腰痛に気をおくり、すっかり元気になり、
自慢のそばをふるまってくれた。ここの自慢は蕎麦とうどんの「愛もり」だ。自分で畑をやり、そこの成果物をそばやうどんにし、それを
商うのを「第六次産業」という。天真庵のそばをつくってくれている酒々井のげんさんも、同じスタイル。自然によりそいながら、
大地とともに生きていく感じが素晴らしい。畑でとれた野菜たちの天ぷらなどがだまってででくるので、そば前を5本いや6本くらい空け、
締めに「愛もり」をいただく。こんなそばやは都会では、ありえない、だから感謝(ありがとう)である。
その後、今年の菌活の会(味噌作り)で使う「借金なし大豆」を車にのせ、帰路に。昨日は満月で、滋味いっぱいの大地
の上に大きなまんまるお月さまが笑っておられた。
今日はマーくんの「満つまめの会」 夜は「インヨガ」。
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