長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ポーランドの女性と飲んで、飲みすぎた!

2015-08-26 09:29:42 | Weblog

昨日は「タイムドメインの日」

お店を始める前からやっている。その当時はいっしょにしのぶえを習っていて、

今はかっぽれ仲間のイワジーが、毎月ブルーシートに煙突みたいなスピーカを包んで

もってきてくれ、参加するメンバーは、飲ませたい酒、喰わせたい酒肴、聴かせたいCDを持ち寄る、

というスタイル。昨日は初参加の友達がポーランド人を連れてきた。女性弁護士で、

禅や茶など日本の文化にも造詣の深いチャーミングな女性だ。

友達は英語が達者で、酔うとますます饒舌になり、ぼくの奇妙キテレツな日本語を彼女に

英語で伝えた。

ぬる燗を産まれて初めて飲んだらしく、「これは?」ときくので、「にほんでは、カンいいます。♪さかなは

あぶったいけでいい、という有名な酒がある」

徳利に興味をしめしてくれたので、「日本では、酒飲みは左利きという。大工が右手にカナズチ、左手に

鑿を持つ。その鑿と飲みをかけた洒落」・・・このあたりの日本語を、するめをあぶるように、さらっと

訳す。

その器は「杯(ハイ)」といいます。盃とも書きます。木にあらず、皿にあらず、つまり酒器なのです」

も、さらさらと英語にして、ポーランドの左党もメートルがあがって、赤い顔しながら談論風発がすすみ、

二階にあがり、煎茶の世界にも興味を示してくれた。こちらも酔った勢いで、およびであれば、いつでも

ポーランドに参上つかまつり、煎茶の茶会、蕎麦会をやりましょう」と伝えた。

「英語で蕎麦会」はいつもそんな感じだけど、ときどき異文化コミュニケーションをするのは、頭の体操に

なっておもしろい。あちらでは、ズブロッカみたいな少し強い酒を飲むらしく、みんな普段よりも飲みすぎた。

今日は朝から雨。傍らにある神代杉の文机に積んだままの本を珈琲を飲みながら、読みあさる日になりそうだ。

晴耕雨読。雨の日は、固くなった頭の土を耕そう!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿