長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

餅屋問答

2012-09-20 07:39:24 | Weblog
昨日は、千里家まんまくんの「落語の会」だった。
昨日は「餅屋問答」を初披露。最初は「子褒め」。

音楽のライブもそうだけど、リハーサルの時の真剣な練習と、
本番の違いが、おもしろい。何事もそうだけど、毎日くりかえされる
ものの中にピカッと光るものがでてくる。彼は昨年まで大手通信会社の
サラリーマンだった。思い切って、辞表をだして、茨の芸の道を歩んで
いくことになった。その志が、いい。

昨今、政治の決めごとなども「てにおは」もなく、「増税」「原発再稼働」「オスプレイ配備」など、
愛情とか国民へのお願いなど微塵もンなくやられる。企業も愛情も血もないような
「リストラ」が行われ、これからももっと「クビ」を宣言されるようなことが多く
なってくると思う。
座して死を待つなら、思いっきり、こちらから辞表をたたきつけ、ゴミ箱を蹴飛ばして
野に下るなんて、いいかもしれない。でてみると、なんとかなるものだ。
そんな信念をもって生きていけば、茨ではあるが、道はついてくると思う。


落語の会は、まず珈琲を飲んで、心を落ち着かせてから落語をきく。
終わったら、みんなで蕎麦をたべる。そのあっさりした「流れ」が、いい。

明日は「ダメ中」。だめから始める中国語。ダメなのは中国のほうだけど、
日中関係はだいぶ混沌としてきた。あの暴徒ぶりを見ていると、同じアジア人
とは、似て非なるものを感じる。ニーハオといいながら、友好関係を再構築
できる日がくればいい。

今日は「煎茶のお稽古」
毎週この日は、表参道の「ヒルズ」の裏の茶室で、お茶を入れる。
「坐る文化」が絶滅危惧種みたいになってきた。この文化がなくなると、
日本も終わりかも。坐る、というのは、土の上に人がふたりいる。
「自我」と「自己」。畳の上に座って、そのふたつのバランスをとる、という
訓練をお茶やお花の世界でやってきた。「心見つめる時間」がなくなる?

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