琴平に「オリーブ」というカフェがある。
からふねやのカリスマ焙煎士だったしんぺい師匠がやっている。
愛犬の「げんき」と最初に旅したのが四国で、金毘羅山の長い階段を
いっしょに上がり、帰りに「オリーブ」にいった。
お遍路さんをもてなすことを「ごせったい」という。日本人の「もてなし」の原点がそこにある。
弘法大師といっしょに旅する人に、施しをすることで、お互いのこころに「感謝」の念がひろがる。
オリーブでおいしいカレーと珈琲を飲んだ後、「じいちゃんがつくった」という自家栽培の野菜を
あまたいただいた。昨日はそれで「かぼちゃサラダ」をつくった。
材料は、さつまいも、かぼちゃ。それを時間差で茹で、竹串が通るくらいにする。個の料理には
清水先生がつくった自由自在な大きさになる笊が活躍。本来はアユなどを煮るための道具。
その間に玉ねぎを薄く切る。ポイントは包丁をよく研いでおく。ここであるものと和える。
ぼくの主催する「無手勝手料理教室(そんなんあった?」の人はみんなマスターしているサラダ。
酒肴としてもいい。
今日は「書をしよう会」
大塚の江戸一でよく飲んだ貞本先生がやってきて、呼吸法でこころを落ち着かせ、めいめいが
好きな字をかき、その後は酒を飲みながら談論風発。
明日は「女かっぽれ」。人数が増えたので、明日は下でやる。
二階では「普茶料理」 休みだけど、朝から築地にいって魚の買い出しと仕込み(木曜日が、鮨の会)
木曜日が「佐賀のがばいじいちゃんの鮨会」一月から毎回満席で、いろいろな気づきや、「えにし」
があり、すごい会になってきた。久保さんの器が、より輝く日でもある。
冬までには、新しい時代の「酒器」ができる予定。ああ・・ウキウキする。
今週から始まった新しいメニュー「梅おろし蕎麦」と「とろろ蕎麦」も好評で久保さんの新作の器が
大活躍。料理の「うまさ」の半分は器による、と先輩の料理人たちは思って大事にしてきた。
本当にそうだと思う。感謝。
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