昨日は真夏日のようで、東京もアフリカみたいに暑くて、ミネラル水を、リュックにいれて、
散歩をした。先日たまちゃんにお墓を聞いた。失礼だけど、「もしも」があった時に、そうしたほうが
いいと思って。ときどき、蕎麦を手繰りにきてくれる谷中の鮨屋の近くだ。昨日の昼は、そのお寺にいき、
鮨屋で鮨をつまみながら、白鷹の燗酒を飲んでいたら、田中康夫さんが、「よろしく」とお店に入って
きた。玄関の一番近くで飲んでいたので、一番最初に目があって、握手をした。
同じ年でもあり酔っていたこともあり、お互いの４０年ちょっと前の話をした。ぼくの友達Ｋくんが、そのころ
東大めざして、Ｓ予備校で浪人していた。田中氏とＫくんは偶然、その予備校の下宿の部屋が隣どうしで
、いっしょに勉強もし、ときどき遊びにいったような話をＫくんに聞いた。そんな話をしたら、少し選挙戦で
疲れぎみの顔に生気がもどって、「Ｔくんは元気ですか？」ときかれたので、「元気元気」と答えた。
なんとなくクリスタルがでる前、昭和５０年ころの話だ。博多まで新幹線が開通したのもその年で、
ぼくは小倉の予備校で浪人していて、次の年、新幹線で小倉から京都にいって大学生活をおくった。
田中康夫氏にもらったキャンペーンの団扇に、「東京から世界をかえる」と書いてある。
東京から世界が変わっていくとは思えないけど、日本しだいでは、まだまだこの星もぎりぎり変わって
いけるのかな、と思うことがある。
今日は「ダメ中」 だめから始める中国語。二階では「普茶料理の会」をやっているので、今日
は、いったりきたりの夜になりそうだ。