長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

あんぱんまんもびっくら

2015-02-22 08:49:53 | Weblog

今日は2月22日。「竹島の日」らしい。領土問題なんかの話を

すると、お互いの我とか欲とかわざとらしい政治くささなんかぷんぷん

する。また、にゃんにゃんにゃんと、2がぞろ目になるので、「猫の日」

でもあるらしい。天真庵のオープンエアーな空間に、また最近かわいらしい

猫がくるようになった。いろいろ名前をつけたけど、今回は天真庵の

冠をとって「てんちゃん」。昭和のころそんな呼び方をすると、右翼の人

ににらまれた。でもこちらのは「てんちゃん」と呼ぶと、腹がへったといわんばかりに

「にゃー」と返事をする。ささくれだったこころで、政治問題を語るより、

ひだまりで幸せそうに昼寝するにゃんこを眺めているほうが、穏やかな気分になる。

きのうから、「メニューにないメニュー」にも新人が登場。

「あんがれ」という。

子供たちに永遠にあいされる「あんぱんまん」にあやかるわけではないけど、

「いつも、そば粉を台所に」をモットーにしているので、そんな流れから

自然に生まれた。昨日は、3時ころ蕎麦が売り切れた。なんこでたか忘れた

けど、あんこがいっぱいでた。「押上であんがれを」「彼とガレット」

みたいになればいいと思う。

あいかわらず、毎日が命の味噌作り。今日も味噌作りと蕎麦打ちをダブルでやるくんがくる。

「手前味噌&手前蕎麦」があれば、「天下無敵の台所」。これからの時代はこれですよ。

朝起きて、バロック音楽か静かなジャズでも聴きながら、珈琲を石臼で挽き、自分で

ドリップして飲む。それから「手前味噌汁に手間蕎麦」を入れた朝食。あじの開きも

自家製ならなおよい。こんな朝飯が朝飯前になるような生活を基本にすると、人生

の「ほんとうの豊かさ」が体でわかってくる。

味噌汁の具を自分で作りたい人は、土を耕し、アジをもっと美味く食べたい人は、

釣りをすればいい。珈琲を美味く飲みたい人は、自分で焙煎をすることをお勧めする。

そしてできたら、石臼で挽くといい。

そんなわけで、本日は「竹島&猫&味噌作り、蕎麦打ちの日」でありまする。

明日は「卵かけごはん」  最近この時間に蕎麦を打ちにくる人がいたり、三味線を習い

たいだの、焙煎を習いたいだの、不思議な奇人さんたちがやってくる」

夜は「論語の会」(順受の会)。論語の会が20年も続くなんて、20年前も今も考えて

いなかった。それを祝して4月に先生ゆかりの小川町でイベントをやります。

小川町といえば「和紙」。南條先生の寒山拾得も小川和紙によく書いた。