昨日は「長屋で女史会」だった。今は、味噌作りの毎日。
味噌汁と蕎麦が最強の名コンビとばかりに、昨日はなめこ汁を作って
その中に蕎麦を投げ入れ、長野の「とうじ蕎麦」よろしく、寒い夜をアツアツつつきながら
酒を飲む予定でいたけど、昼間に同じようなことを考えてる人が重なり、蕎麦が空に
なり、不言実行(空になった鍋は、ゆーだけ(湯))になったので、かわりに徳島で調達したうどんを
入れた。体の中がうずしおのように温かい流れになった。
今日は「英語で蕎麦会」
20世紀の終わりに友達のビル・スメールさまが、ウィッキーさんよろしく「ぼくの名前みたいに、ビールとスルメで英会話ね」
といいいながら始めたのが原点。今は岩本先生とフランス人のDさまが、楽しい英会話を教えてくれる。岩本先生は下戸
やったけど、みなに鍛えられて、砂糖をやめて左党(大工は右手にトンカチ、左手に鑿(のみ)をもつ。その「のみ」を「飲み」
にかけた。うちの夜の勉強会では、酔うと庵主がそんなウンチクをくりごとのように説明したりする。)
になった。ま、毎日のように、そんな不思議な蕎麦会付き勉強会が、うらぶれた長屋で行われている。
明日は「立春」やね。徳島にいく前に愛媛を車で走っていたら「梅錦」の本社の前を通った。大好きな酒。
近くの酒屋で、梅錦を2本ゲットした。そこのお店に「立春朝搾り」というのがある。春が立つ日に、神主さん
立ち会いで、酒を絞る、というのが全国的に静かなブーム。
「立つ」というのがいい。ぼくのいった大学にも「立命」というりっぱな立つがついている。校歌も
♪天の命名・・・・とある。すごいやろ。くらきまゆちゃんも歌った。
晦日が明けて、次の月のはじまりも「ついたち」という。匂い立つ、というのもいい。
突然に新しいことが起きる、みたいな時に「立つ」が使われてきた。男も立たなくなると、
金ではない玉になりさがる。
今日のお昼は、十間橋が世界に誇る「お菓子の名店」の「ながしま」さんの恵方巻き。