長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

今日は不思議なライブがある

2015-01-24 08:19:39 | Weblog

今日は三輪福さん、というぼくの蕎麦のお弟子さんが天真庵初ライブ。

なので、16時に閉店。すぐに満席になったので「満席御免」の毎日だった。

また次回も企画したいと思う。こんどは、彼女の蕎麦を食べる会にしようかしらん。

いろいろな縁ある場所で、奉納舞いなどをやっている素敵な女性だ。

京都生まれで、ぼくが京都で初めて下宿したところの同じ街で産まれたらしい。

日本舞踊や能や歌舞伎の「まう」という所作は、頭がぶれず、体の真が

お花のそれと同じように中心になっていて、真善美を目の当たりにするような

ところがある。天地自然の理を、科学や文明が発達する前、猿からホモサピエンス

になったばかりのころから、われわれの先祖さんたちは、そんなことをわかっていたのだと思う。

彼女は時々大塚の「ますみ」で踊っているようだ。そこの主人はぼくが天真庵を池袋で

始めたころからお世話になった人で、南條先生の絵の表装もやってもらったし、

天真庵に飾ってある白井晟一さんの「生」の額装もそうだ。まったく縁とは妙なものだ。

無駄のない縁で繋がった人たち、根っこがいっしょの人たちが毎日どこからとなく

やってきて、お茶を飲んだり、酒を飲んだりして、共に楽しんだり、育ったり・・・

教育というのは「共育」であるべきだとつくづく思う。感謝。