長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

書き初め 事始め 

2015-01-09 08:28:42 | Weblog

昨日は、新年なので、二階に新しい絵を飾った。

墨で描いた「鉄瓶」。その絵を眺めながら、今年最初の煎茶をたてる。

大好きな井上春峰の煎茶椀に入れ、その絵を眺めていたら、湯の沸くシュー

という音が聞こえてきたような、そんな気がしてきた。焙煎した香りでバレて、M

くんが新年のあいさつにきた。頼んでおいた魯山人の本もいっしょにきた。

珈琲を飲みながら談論風発。彼のお店もいよいよ今年はオープンかもなんばん。

その後吾妻橋の「あ・びあんと」(天真庵のHPにリンクしている)にいってきた。

「墨だ!」・・・そんな名前の新春の展覧会。文人たちの書や最近の書家の書を展示

していて毎年楽しみにしている。今年は「天真庵」という看板の字を書いてくれた

貞本さんの書も初お目見え。そのかたわらに中川一政の書があった。

「下手は上手の手本」みたいなことを彼らしい字ですらすらと書いてある。

なかなかいい字だ。彼の下手うまい「字」や「書」を、芸能人はじめどれだけの人

が手本(ほとんどマネ)にしたかわからない。

中川一政といえば「腹の虫」という名エッセーがある。腹の虫が治まらないようなことが

多い時代だけど、その本は一読の価値がある。正月休みに、実家の書棚に並んでいたので

ひさしぶりに読んだところだった。

今日からお店が始まる。12時から19時まで。それから「ねんどの会」

日曜日は16時まで。それから「蕎麦打ち無門塾」

月曜日の朝は「卵かけごはん」  かたわらで「早朝蕎麦打ち教室」(今年から月曜日の朝にそんな時間をもうけた)

火曜日は「英語で蕎麦会」  昼は二階で「お仕覆」