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長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

今日はテレビにでたり、ダメ中があったり、あの人たちの誕生日だったり不思議な日

2014-12-19 08:27:26 | Weblog

今朝の朝刊のテレビ欄をみたら、4時からの「L4YOU」に、下町向島商店街散歩・・

熱々角煮そば・・とある。「とんさま」がひょっとしてテレビに初お目見えするかもなんばん。

角煮というのは、長崎のしっぽく料理の「東坡肉」(トンポーロー)からきたものだ。

来年の日本人の合言葉は「蘇」。それを頭につけて、号の東坡をつけたら「蘇東坡」。

中国の大詩人の名前で、彼がこの料理を発明したとか、とても好きだったからとかいう理由で

そう命名された。沖縄では「ラフテ」とか呼ばれていたり、アジアの各地で各地の味付け

と名前がついているようだ。

天真庵では鹿児島の黒豚の原種の「六白」という豚のバラ肉を、そばやの命である

「かえし」をひたひたまで入れ、そこににんにくや、玉ねぎを入れて、3時間くらい

ことことと煮る。それを冷やすと、きれいな脂が固まる。その色がほかの豚とは、

天と地ほど違う。まじめに飼育された豚の脂は美しいし、その脂肉が美味いのだ。

今日は奇しくも蘇東坡の誕生日。かの富岡鉄斎と同じ12月19日。

そんな日に、「とんさま」がテレビで紹介されるとは、摩訶不思議なことだ。

蘇東坡の詩でこんなのがある。月曜日に書家の貞本竜児先生に書いてもらった。

「客至汲泉烹茶」・・・客の至れば泉を汲んで茶を烹(に)る)

隠居するときは、山紫水明な場所に掘立小屋を立てて、彼の字を掛け軸にし、

煎茶を飲むような暮らしをしてみたいものだ。(来年早々のアビアントの書の展覧会に彼の作品が出店されるらしい。)

今日は「ダメ中」。今日はまいこ先生に蘇東坡の詩を朗々と読んでもらおうかしらん。

明日もいつものように「とんさま」は、10人分くらいしかしこめないので、

遠くからわざわざくることはないですよ。お茶とか珈琲は、泉ではないですが、

東京水を汲んでいれることは、やぶさかではありませんが・・・   感謝