昨日は「順受の会」の20年目の忘年会。
特別ゲストで世界にひとりしかいない女性幇間(ほうかん)の悠玄亭玉さん
においでいただき、三味線をつま弾きながら、都々逸やサノサやかっぽれを
やってもらった。順受の会の松田先生は詩吟を嗜むし、落語やかっぽれを
やる人など多士済々の奇人が集まっているので、いっしょに炭鉱節や♪山椒畑で・・・
などを楽しんだ。座敷遊びをやったことがある最後の世代の魂が蘇ったような
、回春のような忘年会だった。
三味線の音を聴きながら飲む酒ほど美味いものはない。
「うまい酒」はどこでも飲めるが、「酒をうまく飲む」という場が少なくなった。
少し場違いのような気もするけど、一期一会のいい酒が飲めた。
今日は「書の会」。文人墨客たちは昔から清貧を楽しみ、風流風雅の世界
に座り書をたしなめ、碁や釣りに興じ、酒を飲む、ような生活の中に自由を得た。
人の一生は「たかがしれてる」けど、社会というのも、「たかがしれている」。
選挙で落ちるというのも大変だけど、世間も知れてるし、今の日本人もたかが、である。
自然の波動でじっと心みつめていると、「やらんとあかんこと」みたいなものの道
みたいなものが、うっすら見えてくるときがある。
書というのは、そんな意味では「道」をみつけるような芸術かもしれない。
白井晟一さんの「道」というのは、そんなことを導いてくれるような気が満ちている。
明日は「卒啄珈琲塾」夜は「女性のかっぽれ」
水曜日も「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」
金曜日が「ダメ中」
土曜日が「花の教室」&「インヨガ」
日曜日が「蕎麦打ち無門塾」・・・みんな気合いがはいってきた。