時々、「八郷」(やさと)に蕎麦を手繰りにいく。
そこから見える里山の風景が絶景で、うちの珈琲の石臼と
同じ作家の「大豆の石臼」を使って毎朝豆腐をつくっていて、手打ち
の蕎麦と豆腐が二枚看板。店の前では「渡り舟」という酒米をつくっていて、
そのお店でもその米を使って作る「渡り舟」が飲める。まさに「蕎麦前」が大好き
な左党には、渡りに舟である。
ヤフーで「八豊祭」(やほうまつり)と検索すると、おもしろいものがでてくる。
今の都会の便利な生活がずっと続くといいと思っている人にとっては、そうでは
ないかもしれないけど、「!」とくる人には、とっても興味的なことがのっている。
今年で三年目になる。この祭りには東京からいく人も多い。今はIT企業とか
おもしろくなさそうな大手に勤めている人たちも、将来は天地の恵みや自然の
中で暮らしたいと思っている人も多く、懐かしい未来が里山に咲いていくイメージ
が膨らんでいく。
そこのスタッフの人から「秋に蕎麦が採れたら、蕎麦打ちにきてほしい」という依頼
を昨日うけたので、「よかよか」と快諾した。常陸秋そばの里で秋蕎麦を打つことに
なった。
これから「卵かけごはん」
田舎で平飼いの卵を使っている。野菜も毎週いろんな田舎にいって調達。
醤油は「かえし」 味噌は手前味噌。お米はかわいい妹が作る「元気つくし」
これを食べて元気にならない人は、そろそろ迎えにきてもらうしかない。
大地の呼吸と息をあわせながら、生きている間はいきたいものだ。