長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

羊頭狗肉なホテルのメニュー

2013-10-24 08:03:47 | Weblog

「ようとうくにく」そんな言葉がある。看板に偽りあり、のたとえ。

昔よくいったホテルのそんな事件が話題?になっている。苦肉の策?にしてはおそまつ。

珈琲の業界も、昔から「ブルーマウンテン」という高級な豆が、全国津々浦々の喫茶店

でも供されていて、「こんなに輸入しているの?」という疑惑になっていたことがある。

でも「ブルマンミックス」にして、一粒でも入れていると、偽りではない?のか。

「手捏ねハンバーグ」が「冷凍のハンバーグ」だったらしいけど、その冷凍もんが

「手捏ねしたもんを冷凍した」というくらいの屁理屈がまかり通りそうな時代。

そばの世界でも「?」というのはあまたある。秋、といっても夏にかぎりなく近い季節に

「新そば」なる紙を張り出す店の多いこと。世界中から蕎麦粉を輸入しているので、その粉

の産地では「新そば」であることに、違いはないけど・・・

地産地消、という掛け声とは裏腹に、「◎◎産のワイン・・・ボリボリ」みたいなことで喜んで

いる人が多いのも確かだけど。

そういう意味からいうと、「ほぼぶらじる」という名前は、名前からして「あやしげ」である。

ボボブラジルという名の悪役レスラーが、悪役でありながら、多くの日本人の心を

つかんだ昭和という時代があったので、成り立つような名前。「ほぼブルマン」では、

洒落にならない。また反対にごはんもんに「ほぼ豚汁」という名前をつけたら、今回の

事件くらい、「臭い」話になりそうだ。「看板」を大事にしていかなくちゃ。他山の石にしなくては!・・・くわばらくわばら。