長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

淡路島のお土産・・

2013-10-16 09:23:43 | Weblog

昨日は雨の中、「書をしよう会」をやった。

帰りの電車のことが心配になったが、「ぜひ習いたい」という青年もいて、

先生に電話したら「今日はどうなろうがいきます」とのこと。 

なかなか気骨のある先生と生徒たちが、気品あふれる書を楽しんだ。

ひとりが元気なじいちゃんのアーティストを訪ねて、淡路島のアトリエを訪れ、

元気をいただいたそうで、お土産にたこせんべいと、牛肉の西京漬けをぶらさげてやってきた。

みんなでその元気をおすそ分けしてもらったような夜。

昨日書いた「泣くも笑うも人生よ」の寒山拾得の世界。岩波文庫の森鴎外の短編で

「高瀬舟」とかが入ってる本の最後に「寒山拾得」がある。禅的で禅問答みたいで、最初は

わかりにくい本かもしれないけど、日本人ならぜひ一度読むことをおすすめする。

書の貞本先生の書が、大塚の「江戸一」というお店に飾ってある。そのお店の常連さんに

高橋義孝先生がおられた。彼の本の中に、「寒山が文殊菩薩で、拾得が普賢菩薩であり、

それを知らないような人は日本人ではない」と書いてある。岩波の短編を読むと、それは

わかる。今日は「かっぽれ」