長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

すすり茶

2011-09-09 08:17:19 | Weblog
この夏休みに、福岡の星野村にいっていらい、
星野村産の玉露にはまっている。
お店の「玉露」も、これまでは宝瓶(ほうひん)を
使ってだしていたけど、今は、「すすり茶」だ。

久保さんが、志野でふたつきの茶器をつくってくれた。
それに、玉露をいれ、アッフォガードよろしく、おぼれる
くらいのお湯を注ぐ。20呼吸くらいまったら飲み頃で、
ふたをずらして、一気呵成に飲む。瞬間に体中の血液が
緑になるくらい、玉露がまわる。
いちど、これをやりながら、「時代」を聴きたいものだ。
♪まわる まわるよ ・・

星野村の玉露は、ていねいに葉をつむので、やわらかく、
最後は、それをポン酢(かぼす)で食べる。お湯には、とけださない
ビタミンやミネラルがたっぷりとれて、美容と健康にいい。

今日の昼は、お仕覆の会。お茶道具や、花器や、大切な道具などを、
日本人は大切に保護するために、古布などをつかって、袋をつくって
きた。その袋を「お仕覆」(おしふく)という。その家に伝わる着物や
紐のセンス、中に入っている器によって、その人の人柄や暮らし向きが
見え隠れして、とても楽しい。
縁を結ぶ、結ばれておめでたい席では、羽織の紐を結ぶ。
結ばれてうまれた男を「むすこ」といい、女を「むすめ」という。
そして国家では、苔の「むす」まで・・と歌う。「むすび」を
大切にしてきた。

夜は「ねんど」
土を喰らう、土をいじる、こねる。コネルのまいかさんが
きて、ねんどでいろんなものを作る会。
今日はきっと「小さな秋」みたいなんがテーマでは・・

明日は「易占神社」
易の勉強会をやってくれている福田さんがきて、いろいろなことを
占ってくれる。希望者はご一報ください。30分3000円。

明後日は「エリカ庵」
えりさん、りかさんが、こりこりになった体をほぐしてくれる。
毎回、「あといくつねると、エリカ庵」みたいに、こいしくなる。