長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

五感で感じる

2011-09-15 09:20:03 | Weblog
昨日は、トリオライブだった。 演奏:穴澤雄介(ヴァイオリン)・高木将雄(ミニドラム)・平林三和(ピアノ)

何ヶ月か前に、高木さん夫妻が、蕎麦を食べにきた。ちょうどピアノの横の席に
座った。ので、「ここでライブをやられるのですか?」という質問になり、
「yes」と答えたら、「やりたい!」というので、すぐにきまった。

高木さん、平林さんが、穴澤さんの手をとって入っ天真庵に入ったこられた。
穴澤さんは、後天的に光を失ったブラインドミュージシャン。でも、そんな
ハンディーを跳ね返すように、元気で活動している。
リハーサルの途中で、石臼で珈琲豆を挽いていたら、「深めの焙煎だけど、すごく
甘い香りがしますね」という。カウンターの端においてある石臼を見ると、
大半の人は「蕎麦用」だと思っている。石臼で挽いていても「蕎麦を挽いているのですか?」と聞く人があとをたたない。さすがに、五感が研ぎ澄まされているのを関心した。バイオリンの音も、元気の波動が伝わってくる。

とても楽しく、人生の喜びの「底」まで、感じられた、そんなコンサートやった。