長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

今日は書の会

2011-09-20 08:21:45 | Weblog
昨日は連休の最終日。なんとか天気ももって、朝から
大忙しで、竹の展覧会にも多くの人が足を運んでくださった。
夜は赤松林太郎くんの「クラシック寺子屋」

遊び仲間に 酒飲み仲間 苦労しとげて茶の仲間

ではなけど、人生の後半戦は、「音楽を楽しみたい」と
なんとなく思っていた。池袋時代の天真庵でも、ときどき
フルートとか、篠笛とか、尺八、ポルトガルギターなどのコンサートを
やっていたけど、年に数回程度のことだった。
今みたいに、月に3度くらいライブを楽しむようになるとは、ほんとうに
想定外のことだ。しかも赤松・山根さんという天真庵と無駄のない縁で繋がった
音楽家たちと、お茶を飲んだり、いっしょに花を習ったり、書を習ったり・・
不思議なことになっている。

今日は「書の会」。昔から、書のことを「墨蹟」(ぼくせき)などという。
とくに坊さんが書いたものを、そのように表現してきた。
毎日毎日お経をあげるように、電車にのって、職場へいって、いやな人間関係
の中にあっても、家族や人のため、いや、自分のためであっても、がんばって
いる人も、立派な修行であって、ぼうさんよりも、ある意味では、厳しい修練を
しているのかもしれない。そんな意味では、凡夫ではあるけど、生きている人が、
生きている間に、墨で書いたものは、「墨蹟」だと思う。

貞本さんが、3月の震災以降、何枚か作品を揮毫した。それを、近所の竹信堂の
黒崎さんが、裏打ちしてくれた。今年中に天真庵で個展をやる予定だ。

23日金曜日は、祝日だけど、「二階で落語」をやります。
千里家万馬さんが、三回目の落語。2000円(蕎麦・珈琲つき)

24日は、「花のお稽古」