長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

セシル・モンローがやってきた!

2011-04-17 08:19:03 | Weblog
昨日は天気がよかったので、浅草に買出しにいった。
普段は、朝から外国人観光客でごったがえし、「世界の浅草」
だったのが、在日日本人みたいな同胞の顔しか見えない。
これはこれで、汚染された川がきれいになって、魚がもどってきた、
みたいなすがすがしがある。
浅草ではいつも出汁に使う「焼きアゴ」を買う。アゴが落ちるくらいうまい
ので、九州では昔から飛び魚のことを「あご」といってきた。九州のうどんや
ちゃんこが美味いのは、その隠れ味の力が大いにある。

セシル・モンローさんが陽だまりの散歩の後に、ぶらりとやってきた。
手にメモ用紙をもっていて、「これ、オオイシさんの連絡先。テンシンアンで
ソロライブをやりたいといってる」
とこと。先月はじめモンローさんに大石学さんの新しいCDをいただいた。
地震の前もよかったけど、地震の後に聴くと、こころに染みいってくる力がすごい。
物書きが昔から原稿用紙に、まるで田植えをするように文字を植えていくみたいに、
五線譜の中に神の意志を感じながら、おいていく、そんな「音」だ。
新しいCDを聴いて買ったお客さんも多いし、ライブの日程がきまる前から
満席(きまったら教えて、というお客さんがあまたいる)みたいなライブ。
今日の午後、電話をしてみようと思う。

今日は「竹細工の日」
午前中と午後にわけて、やっている。月二度、日曜日と月曜日にやっている。
月曜日は人数が多すぎて、銀座の教室でやっている。「アットホーム」
というより「大家族」みたいな暖かさがあって、この会をやる日は、ほのぼの
している。「自分でできることは自分でやる」というのが、これからの時代の
大テーマだと思う。休みの日に、ボーとテレビを見ているような場合ではない。
「じっと手を見る」といった詩人がいたけど、竹ヒゴをつくったり、土をこねたり、
耕したり、そばを打ったり、珈琲を入れたり、大工仕事をしたり・・・・宝のもちぐされみたいな「手」が、手持ちぬたさで待っている。

明日は月曜日。月曜の朝は「卵かけごはん」
そして、午後は「易占神社」
易学の先生、福田さんが天真庵の二階で、「占」をする日。
生徒も多くなってきたけど、こちらのお客さんも、増えてきた。

明後日は「書の会」
筆跡鑑定という仕事もあるけど、貞本さんも、字を見て
その人の性格や人生が見えるようだ。彼の飲み方はさまになっていて、
人生がでていていい。