長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

年に5日くらい

2011-04-24 08:18:04 | Weblog
しかないくらい、爽やかな風を感じる朝。
昨日が一日中雨だったので、よけいに感じる。

掛軸を整理していたら、南條先生の「月取り」と箱書きした
ものがでてきた。2000年にニューヨークで個展をしたときに
もっていったものだ。久しぶりに飾ってみた。押上天真庵では
初めてのものだ。拾得(じゅっとく)が、月をみつめ、箒で
それを掴もうとしている。まさに「つきとり」。日本人が
みんなへこんでいるときだから、ぴったりの絵かも。
「つきをとる」「ついてる」と思っていたほうがいい。
生きている間に、時代の断層みたいなものと出会え、生き方を
かえることができる、というのも、「ついてる」と思えばついてる。

良寛さんが、新潟で大地震に遭遇した時も、「災難にあうときは、
あうのがよろし。死ぬときは死ぬのがよろし」と、いったらしい。
「任運 」運を天にまかせて、生きている間は、生きて生きて
生き抜く。寒山の詩をときどき読んでみると、生きていくヒントが
いっぱいつまっている。

今日は「エリカ庵」
自分の体も宇宙、天みたいなもんやね。最近つくづくそう思う。
五十肩が重症にならず、毎日元気に蕎麦を打ってられるのも、
ふたりのお陰だ。

5月15日(日)は「墨田ぶらり下町音楽祭」
明日の朝は「卵かけごはん」
夜は、ぶらりのミーティング。

火曜日は「順受の会」
論語の会。無事これ名馬、みたいに長く続いている勉強会。

水曜日は「休み」だけど、夜が「ピアノとチェロの調べ」
演奏:野代 奈緒(ピアノ)・竹本 聖子(チェロ)
19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)