長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

蕎麦包丁のケーキカット

2010-11-29 07:58:05 | Weblog
昨日の夕方は、「祝ホールインワン」の貸切パーティーだった。
蕎麦の弟子でもある「きなこぼうさん」が、二回目の快挙をした。
しかも昨日は墨田区のテニス大会で、優勝するという祝い事が
ひとつ加わった。じょうきげんな彼を祝う酒は、やはり「上喜元」
。それぞれが選んだ久保さんの酒器で、乾杯する。
ちょっとお酒が入り、いい気持ちになった時、きなこぼうさんの
家族たちが、記念のケーキを持ってきた。喜びが、三重になった。
真ん中には、キュウイのソース?かなんかでつくられたグリーンが
あり、旗がたっている。まわりはチョコレートでつくったゴルフクラブ
がとてもおしゃれだった。大きなケーキだったので、思わず
蕎麦包丁でケーキカット。ぼくらも、美味い
と思ったけど、本人は格別だったろうと思う。
ゆかりの友だちたちも、喜びを分かち合えて、楽しいパーティーだった。
途中参加した文庫くんも、酩酊しながらショパンを弾いてくれた。
素面でひくよりも上手い?と思ったのは、ぼくだけじゃなさそうだ。
来月いよいよ「押上文庫」がオープンする。この街にまた不思議な店が
でき、きっとまた不思議な人たちが、たくさん押し寄せてくる。

今日は「順受の会」(論語の会)。
いろいろな勉強会のスケジュールをホワイトボードに青いマジック
で書いている。
ホワイトボードの字が微妙に消えたりすると、「受」が「愛」
を連想するひとが多く、「ジュンアイの会って、なんですか?」
とよく質問される。きっかけはフジテレビ、みたいに、どこで
ひっかかったか知らないけど、この会には、不思議な人たちが、
無駄のない縁にからまるように、集まってくる。

15年くらい前は、渋谷の「商工会館?」みたいな公の場所を
借りてやっていた。勉強が終わったら、近くの「がんこ親爺?」
という居酒屋で、薩摩白波を一升瓶で注文して、それが空く時が
お開き、というのが暗黙の約束事だった。ただそのお店が満席
だったりすると、近くに適当なお店もなく、自然な流れで、
天真庵でやるようになった。
今は、7時から8時まで、勉強。8時から10時までが飲み会。
ちょうどかっぽれの相方のイワジーが「そろそろ」といって立つ
と同時くらいに、お開きになる。会の常連たちも15年、年を
重ねた分、「おとな」か「としより」になった。