長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

結婚式プレライブ?

2010-11-27 07:53:01 | Weblog
今日は、「英語で蕎麦会」の岩本先生のお祝いの「貸切ライブ」
をやることになった。ので、天真庵は4時で閉店します。

岩本さんは、最初ぼくが英語を教えてもらっていた。
その当時、天真庵は上池袋にあった。岩本さんの事務所は
渋谷の駅前にあった。埼京線で二週間に1回のペースで
1年くらい通った。なぜだか知らないけど、いく道すがら、
駅前のコンビニで、ガーナチャコレートを買って、通った。
いつもは、買わないのだが、英語の時だけ買って食べた。
「英語でガーナ」みたいなんが始まり。

もともとその前に、ビル・スメールという日本語が達者で、
下町が好きで、銭湯にいった後にビールを飲んで、その勢いで
カラオケにいって「北国の春」を歌うのが日課の友だちが
自分の名前をもじって、「ビールとスルメで英会話」というのを
天真庵でやっていたのが前身だ。この夏ひさしぶりに、日本に
きたので、京島のスナックにいって、「北国の春」を聞いた。
逆輸入みたいに、「日本はいいな」と思った。不思議な感慨。

2007年に天真庵が押上に結ばれ、岩本さんは、北区の
アパートから通ったり、帰宅したりしていた。でも少し
酒が飲めるようになって(しばらく下戸だった)、帰るのが
めんどうになったのか、ある日、「長屋に住みたい」と
いいだした。近くに、そりのあわない不動産屋がある。
そりがあわないけど、道でよくあったり、友だちの家が
そこの不動産屋の持ち物だったりして、縁はあった。
「そりより縁か」と思い直し、そこを紹介したら、
升さんのアトリエの近くに、長屋があり、昨年の夏に
その長屋に越してきた。

そして、その後、というか奥さんになる彼女が、夏の終わり
あたりに、天真庵のカウンターにとまった。
「私、長屋に住みたいんです」という。
なぜだか、その時に「英語の先生が近所の長屋に引っ越して
きたのですが、まだ引っ越したばかりなので、うじがわいたり
していないと思うので、見ますか?」というと「はい」というので、
電話して、いってもらった。どうも「!!!(ビビビ)ときたみたい。
で、とんとん拍子で、結婚するはめになった。めでたし、めでたし。

縁というものは、ほんとうに妙なものだ。
妙なものだから、おもしろい。