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毎日の暮らしの中にある大好きなもの、こと、出合(会)いなどについての気まま日記

松山街道

2011-12-14 08:43:49 | よさこい

先週土曜日は、三十六歌仙の天井絵があるという薬師堂を目指す。
田中光顕達が佐川から脱藩した道、松山街道中にあるらしい。
左右に段々畑、蛇行する仁淀川を眼下に、樺休場という急な坂の生活道を登っていく。
はあ・・・どこに行っても大変だ。
やっと八里塚。

                

急な登りが終わったら、右手に薬師堂2.5キロの表示。
杉林を延々歩く。
枯葉などが堆積したふかふか道は、枝打ちされた木などに足をとられて歩きにくい。

道をふさいで倒れている杉をくぐり

        

分岐点で間違えて下りてしまい、廃校になる前小学生の通学路だったという、滑り台より急じゃないかと思う道を登る羽目に。

               

だからそっちじゃないって言ったのに。

         

ここで明治十五年竜馬の甥が「自由は土佐の山間より出づ」と、自由民権集会を開かれたのでした。

       


拝殿の天井板に碁盤目に枠組みされた紀貫之や小野小町などの三十六歌仙と干支の絵。
幕末ごろ長州の名工匠が数年の歳月を費やした県内屈指の精緻な本殿周囲の彫刻は、覆われていて見ることは出来ません。
薬師堂(大山祇神社)の場所を尋ねた女性の方が、ちょうど出かけるところだからと待ってくれているので、急がなくては。
下って国道歩いて帰っていたら・・・本当にありがとうございました。

薬師堂周辺は明神様からの西風が強いところだけど、今年は地球温暖化のせいか吹かないと話してくれましたが、この日の夕刊に明神山に5センチの積雪と出てました。
薬師堂まで車でこれたのね。今度は横畠から街道の続き出発。