山の本によれば先日の登山口は丸石、そして昔は剣トンネル近くの茶屋ならぬ奥槍戸山の家からだったということがわかりました。
その時、石鎚山からすれば剣山の山頂に登頂したという感動(禿山という感想)がなかったものだから、もう来ることもないだろうと思っていたのに・・・
安徳天皇が剣を埋めたとする大剣岩を見るために、今度は京柱峠越え見ノ越ルートで再び剣山へ出発。
京柱峠でちらついていた雪。
はるか向こうに見えていた白い山はやはり剣山でした。
下の剣神社から登るのは断念して、初リフト。
「寒い!」
かじかんだ手で後ろを・・・おっ、お互い撮ってますね。
15分揺られて西島到着。楽したけどここからは登ります。
下山中の人によると初雪だそうで、まさかの雪山登山となりました。
帰りに寄りましょ。とにかく上を目指す。
ヒュッテの温度計は
わーお、日中-6℃なんて経験したことないよ
強風吹き荒れる山頂は-10℃、それ以上!?
寒いというより痛い。
瞬間的に見えた次郎笈。たった三日で様変わり。
トラバースして、あのおいしかった水(若返りの水というらしい)を汲みにいこうと思っていたのに。
どっちが大剣岩だ?
こちらのようです。
この下の日本百名水「御神水」のところでお昼を食べていたら、ぱらぱらと小石が落ちてきた。
しばらくすると、今度は石に蹄がのったような音がした。
・・・小さな鳥が十数羽飛び立ったので、それのせいだったのかと思い直す。
ガラゴロ、ゴロ。
30センチほどの石が落ちてきた
「何かいるよぉ!ここ危ない!!とにかく上がろうよ!!!」
目の前の水汲むのもやめようと思ったくらいあせっているのに、うん、といいながら続きを食べていた君はえらい。
落石注意の看板のあるところだったけど、この山の生き物にとっての水飲み場だったのだろう。
ここにも大きな糞と鹿の糞。
鹿の食害なんて言っちゃいけないよね。
人間が荒らす山の被害のほうが甚大なんだから。
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