「小学校の掲示板に貼り出されている子供の詩はうまい。
きっと作文塾とかで習ってるんだよ。」
「先生の指導が入ってるんじゃないの?」
「いや、あれは子供の感性や。」
大人のエッセー講座はあっても子供のなんて・・・都会ではあるかもしれないけど。
ちょうど前を通りかかったので、これのことかと読んでみた。
「おちば」
おちばをことりにして そらへとばしたのは・・・
いやだなあ。
落ち葉を見て小鳥にイメージを膨らますなんて、それに左千夫さんなんて、いまどきの子供の名前とは思えない。
帰ってから調べてみよう。
えーと、三越左千夫 おちばで検索。
ふーむ、どうやら小学校の教材になっているようで指導手順などが出てきました。
生涯、詩人・童謡作家として生きられたという三越さんの詩は、金子みすずさん同様、平易な言葉だけなのに心の奥深くに響きますね
いのち -りすとくり-
おちばの うえの/くりを ひろって/りすは しあわせ
りすの しらない/おちばの したの/くりは しあわせ
たべなければ/いきられない/たべられたら/いきられない
りすです/くりです/いのちです
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