おこげ

おかずのお弁当はあるけど、ごはんはない。
それじゃ、ご飯は炊くことにしよう！
と、抜群においしかったと言う白芋を買い行ったついでに、お昼は先週涼んだ場所でにわか飯盒炊飯となりました。
ぷくぷく、吹いてきたらふたが浮いてきた。
「重石に使う石を探してきて」
適当な石は・・・あれ、香ばしい香りと共に、くんくん。
「なんか、焦げ臭いよ！」
お鍋のそばにいたら、この臭いに気がつかないところでした。

少々のおこげはかりっと香ばしくておいしいけれど、すでにそれを通り越し、底のほうは真っ黒。
少々焦げ臭いですけど、新米ごはん炊き上がり

チタンのお鍋は軽くて丈夫だけど、火の通りが早いからご飯を炊くのはむつかしい。
重曹を入れて湯を沸かし、一晩放置したけれど・・・アクリルたわしとクレンザーでごしごし磨くこと40分。
かなりきれいにはなったけど、あー、ピカピカだったのになぁ。

お鍋に全エネルギーを注いでいた頃、チタンの中華鍋を買いました。
火力の加減が難しく、同じように焦がしちゃって、ごしごし磨いて傷つけて、嫌になってほったらかし

 

 

 

小麦粉

来月には、またまた小麦粉の値段が上がる。
これで一体何度目？

自家製天然酵母と国内産強力粉の扱いにもなれたので、今度も「春よ恋」にしようとプロ御用達の店マルコに買いに行く。
外国産がこんなに高騰すると、当然国内産も品薄になる・・・そうなると、値段が上がるかも。
それも気になり早めの購入に出掛けたのでしたが、やはり
どれだけ値段が上がるのか、まだはっきりしたことは分からないと言うことでしたが、値上げとなるのは間違いありませんでした。

日本には米がある。
以前米粉を入れて焼いた食パンは、ちょっとべたついた。
で、興味はありながらもそのままになっていたところ、今回の汚染された工業用米の転売事件。
波紋は広がり、米粉にも使われているらしい。
化粧品などに使われている化学物質だって、皮膚から少しずつ吸収されるっていうのに、食品に使われていたなんて！
過去に安全といわれ、のちに問題になったことってたくさんある。
内部告発もあったっていうのに、抜き打ち検査じゃなくちゃ意味がないじゃない。

無策無能国一庶民の私、パン焼きは楽しいし、結局少々のまとめ買いをするしかありません
とほほ・・・また買いに行ってこよう。

酵母ワッフル

以前「天然酵母で作るお菓子」を読んだ時には、興味があるものの時間がかかりすぎるので断念したのでした。
でも、冷蔵庫に入れて発酵を休止することを覚えてからは、焼く時間を調整することが出来る。
よっし！
酵母に慣れてから、結構アバウトになっている私。
この本ではホシノ天然酵母の生種20ｇとなっているところを梅酵母元種40ｇ（強力粉20g、水20g）に変え、「太らないお菓子」のバターを抜いたレシピでと、まぜこぜ。

昨日は、午後から曇ってきて30度を越すことのないお天気でした。
発酵の目安は、生地が盛り上がり表面にぷくぷく気泡が出来るまで5時間30分でしたが、12時間ほどかかりました。
でもちゃーんと膨れている。
ここで冷蔵庫に入れて、おやすみなさーい
今朝取り出して、焼いてみたのがこれ。

イーストで焼いたときより弾力があって、もっちりしています。

まだ青く固いみかん、売り場でみんながどうしようかと悩んでいたという。
酸っぱいだろうなぁと口に放り込んだら、もう甘くなっていた

りぐり茶

りぐる。

「このお茶、しょうりぐっちゅう」
訳すと、このお茶とてもこだわっている、ってことになるのでしょうか。

日本茶の9割は、品種改良して量産に適した藪北種だそうです。
このりぐり茶は、山野に自生する原種に近いお茶で、地元で飲まれることはあっても商品にならないはずの山茶。
ふるさとから送られてくるこの山茶から野性味の香りが消えたことがきっかけで、10年の歳月をかけ、手探り状態で商品化した国友さん。
出来はしないといわれ続け、しかも有機無農薬栽培と、すごくりぐったんですね。
高知新聞社の別版「ｋ+」で紹介されていたのを見て、飲んでみたいと思っていました。
先日寄ったむささびの里で見つけ、薦められたのは

ほーっ

確かに市販のお茶にない力強く、そして懐かしいような香りに心が和みます。
柔らかく、そしてほんのり甘くておいしい！
今朝は23度台とぐっと涼しくなり、熱いお茶がおいしくなりました。
今度は、半発酵茶「風蘭香」、ぶっ「よたんぼ用」（酔っ払い）を飲んでみたいな。

 

 

 

薬丸 岳

「虚夢」に続いて、第51回江戸川乱歩賞受賞作品「天使のナイフ」、「闇の底」を読み終える。
疲労感、脱力感・・・
主人公に感情移入して、憤り、悲しみ、矛盾に悩む。
薬丸作品を読むには、結構体力が必要だ。
本の読み方には、気に入った作品があればその作家の本を追っかけるタイプ。
作品のみを楽しんで終わりの2パターンに別れるようだ。
当然私の場合、追っかけタイプ。
これは本に限らず、何事に対してもそういう傾向がある。
もういいや、って飽きるまではね。

最後に読んだ「闇の底」は、警察側から見た視点もあって、横山秀雄さんを少し連想した。
彼も新作を楽しみにしている作家の一人なのに「震度０」以来、静かだ。
大作にかかっているのか、それとも体を壊されているのだろうか。

薬丸作品全て、みんなが矛盾を感じている現代社会に大きな問いを投げかけている。
とても重いテーマばかりだけれど、おもしろい（なんかこの表現軽すぎますが）
うさぎのぬいぐるみ「ももちゃん」が、3作品全てに登場するのは唯一のご愛嬌？
今後が楽しみだ。

地粉

国内産強力粉「春よ恋」を使い始めて3度目のパン焼き。
お店では、外国産強力粉より水を控えめにしてくださいと言われたのだが、やっぱり多目になる。
変だな？
外国産に比べてグルテンが少ないせいなのかな。
天然酵母を使っているのでべたつきが少ないぶん扱いやすいけれど、焼き上がりに不満足。

地粉180ｇ・ライ麦粉20ｇ・元種80ｇ（クイックヨーグルト酵母使用）
砂糖大1、1/2・塩小1/2・スキムミルク大1
バターは適当にひとかけら（有塩10ｇほど）放り込み、水90ccを加えて菜ばしでグルグル。
ほぼ一塊になったら、手捏ねでもよさそうだけどハンドニーダーで捏ねる。
これが捏ねにくく、結局10ccほど追加を加えることとなるので、外国産強力粉の場合と同じになる。
200度14分、釜伸びオッケー
3度目にして焼きあがり上々、でも塩は１にすればよかったな。

春にオーダーした「BOCSH　コンパクトミキサー」
HPでは、あれからずっと　No longer available ・・・
オーダーはKeepしてるって返事はくるけど、いつまで待たないといけないんだろう。

ジャスミン茶

フレーバーティーは、あまり好きなほうではありません。
でも、メーカーによりますがベルガモットの香りのアールグレイ、ジャスミン茶はたまに飲みたくなる。
ジャスミン茶は、まだ香港が返還されていない時におみやげにいただのが初めてでした。
物によっては「！」らしいけれど、これはおいしかった。

ナチュラルハウスで見つけたという「ジャスミンドラゴンパール茶」
値段がついていなくて、レジで「かまいませんか？」と聞かれ（4～500円くらいだろう）と思っていたら、ワーオ、1200円だったって。
ブッ、男の買い物だなぁ
だいたい丸めたお茶って高いんだよ。

発酵させた緑茶と花のつぼみ・・・どんな花が開くのかな

水出しで待つこと半日。
イメージとはずいぶん違っていました。
でも、天然ジャスミンの香りはオリエンタル。

この夏あまりに暑いので、普通の緑茶もウーロン茶も水出しにしてみたところ、これがおいしい。
水出し用じゃなくても大丈夫。

 

夏空

夏が戻ってきた。
曇って蒸し暑い日が続いていたけれど、晴れたらきっとからっとすると思っていたのに・・・
昨日から湿度も気温も高い
どこに行っても、「もう、暑い。たまらん」こんな声ばかり。
本当にたまらんちゃ！

今日もぐんぐん高くなっていく気温に、逃げ出した。
といってそんなに遠出も出来ないので、一時間ほど走ったお気に入りの場所へ。
大きな岩をくりぬいたトンネルのそばには小さな滝状に山水が落ちてきて、吹く風は水冷式天然クーラーだ。
コールマンの折りたたみイスを出して、お昼はこの秋初の栗ご飯。
ミーン、ミーン、ミーン。
ミンミンゼミがにぎやかだ。
空は、夏空。

今年は梅雨明けが早く、もう充分夏は居座ったはずなのに、昨年みたいにまだ頑張るつもりだろうか。
日没が早くなってきて薄暗くなってきたというのに、まだ32度もある
他県では大雨が降っているのに、早明浦ダムの貯水率０。

辞任

夕方のニュースでは、民主党小沢の代表表明演説を流していた。
この人も、相変わらず良く分からない人だね。
夜、チャロから始まる英語講座を一通り聞き終えて（うたた寝していて断片的）、10時のニュースに切り替えると。
「はあ！？」
小沢・・・うん、福田ぁ。
なんと福田、突然の辞任がトップニュースだった。

短命内閣といわれ、辞めろ辞めろと言われながらも先日組閣したばっかりなのに。
しかも、あの辞任演説はあまりにもお粗末だった。
政治の詳しい仕組みは分からないにしても、これが一国の代表だった人なのかと思うと情けがない。
「僕ちゃん、目立たなかったけど、こんな難しいこともあんな困難なこともやったんだよ」
そんな風にしか聞こえませんでしたけど。
昨年の涙ながらの安部ちゃんと、どこが違うんだろう。
頼りなく、情けなく、近隣国から恫喝されればぺしゃんとなる。
三流どころか、またもや世界の笑われもん。
そのうち本当に日本はのっとられるかも

蒸し暑い。

葡萄

もう一ヶ月以上たつっていうのに、相変わらず固いままの葡萄の実。
しかもピオーネのはずなのに、一向に色づく気配もない。
「そんなに気になるんだったら、一粒食べてみたら？」

・・・だって、たったの3粒しかなってないんだもの
うーん、黄緑色の葡萄は好きじゃないんだけど、あなたは一体誰？

苗物屋さんって、本当に適当な商売しているんですね。
ここに植えられているキュウイだって、両方雄株だったから当然ながら実がつくわけがありません。
葉を茂らせて、庭に木陰を作るだけ。

この夏、雨が降らないに等しい、台風ゼロ、真夏日連続49日
そのおかげか、果物が甘くおいしくて、桃にはずれがありませんでした。
秋の味覚、梨も葡萄もおいしい。
さて、我が家の葡萄はおいしく口に入るでしょうか。