鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2546回】 刺激をもらえる仲間

2017年12月19日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアで仕事をさせていただいた後、
東京まで移動して、前職時代の同僚と忘年会をしておりました。

まあ、忘年会を兼ねた情報交換会でもありますし、
メンバーの中の1人がとある会社からヘッドハントされて
どうやら社長になるらしいので、そのお祝いも兼ねての食事会です。

私を含めて3人、業界は全く別ですが、
各業界のコンサルタントとして前職時代はそれぞれダントツの1位でした。
そのアクの強いオッサンが定期的に集まるのですが、
それぞれ各業界のスペシャリストなので、
いろんなことを教えてもらえます。

例えば、ヘッドハントされて転職をすると、
新しい会社で、もともと居たサラリーマンから思いっきりトラップを仕掛けられ、
土俵の下に蹴落とされそうになることが相当ある、ということ。

ヘッドハントされた元同僚。
実は先月まで、日本人なら誰もが知っている会社にいましたが、
そこでもとにかく足を引っ張られることが多々あり、
そういうのがイヤでヘッドハントのオファーを受けたのですが、
結局、今仕事をしている先でも、同じようなものらしいです。

個人的には、会社をどう良い方向に持っていくか、
ということだけ考えて仕事をしたいのに、
会社内の出世レースを第一に考える、頭の悪い人間が結構いる、
ということに、ちょっとビックリしていましたが、
そもそも前々職時代、北海道から大阪に異動した際、
関西の支店には出世のために上の人間にこびへつらうオッサンが
メチャ多かったことを忘れていました。
(ちなみに、私がお世話になった北海道の支店には、
そういう輩が本当に少なかったのですが・・・)


また、これも日本人なら誰もが知っている、超大手企業が
社運をかけて取り組んだある企画を聞いて、
そのピントのズレ具合に、本当に笑いが止まりませんでした。

これからの少子高齢化時代、
前例がないこともあり、いろんな業界の企業が、
特に大手さんが迷走していることが非常に分かりました。

そんな中、私が住宅会社のクライアント様と取り組んでいる、
新しい業態のことについて助言を求めると、
それが良い悪いという話では無く、

「よくその歳でそんなに頑張ってるなぁ」

と違う視点で感心されました。

新しいビジネスモデルやノウハウを開発し続ける。
同じクライアント様にアウトプットを10年以上、やり続ける。
こういうことは、一般的にはどうやらとてもしんどいことらしいです。

私、全然しんどくないですし、つらいと思ったこともないですし、
むしろまだまだやりたいことがたくさんあります。
調査研究もまだまだやりたいですし、住宅以外の業界の研究もしたいので、
時間が足りないと思っています。

イチロー選手はあれだけのキャリアを積んでいながら、
今でも猛烈に練習をしています。
そしてその練習を「つらい」と思わないそうです。
私もこの仕事を12年、やり続けていますが、
仕事量が全く落ちていないことに対して、昨日のメンバーの一人が、

「量をそれだけやり続けられるって、才能だと思うよ」

と言ってくれました。

マジ、嬉しかったなぁ・・・。

後、本気でビジネスに関する話や相談ができるので、いつも本当に刺激をいただいております。

皆、忙しくて全国を移動しているので、
3人集まるのに時間の調整が大変なのですが、
また来年も集まりたいと思っています。
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