いろんな会社にいろんな方が入社されてきますが、
社会人としての常識が著しく欠けている方とか、
世の道理を理解していない方って、
結構多いなぁ、と個人的に感じています。
働いてお給料をいただく、ということは、
それだけの価値を提供したり、
必要とされる能力や魅力を自分が持っておく必要がある、
ということ。
それができなければ、必要とされず、
結果、働き口が無くなり、
誰からも必要とされなくなる、ということ。
だから若いうちに、
会社やお店に価値を提供できる能力や魅力を
身に着けておく必要がある訳ですが、
そういうことを全く理解できていない若い方が
結構多いのですね(←個人的感想)。
で、そういう人は、仕事中に集中せず、
仕事が終わってから、夜、ネットフリックスを見たり、
アイドル系の生ライブを見て投げ銭したり、
ネットゲームをしまくって寝不足のまま、会社に来る。
そして仕事中、居眠りしたり、ボーっとしてたりする訳です。
そりゃ、私も20代の頃はお客様と飲みに行って、
明け方に帰り、2日酔いで出社し、
仕事中に営業車を北海道のパーキングに停めて、
爆睡したこともあります。
でも、そんなのは月に1日、あるかないかで、
その分、お客様にかわいがっていただいたり、
それ以外の日にはバリバリ仕事したりして、
結果を出しておりました。
仕事を若いうちに真剣に取り組む習慣。
コツコツとやり抜く習慣。
本を読んだりセミナーに参加して、学ぶ習慣。
分からないことがあれば、上司や先輩にすなおに質問し、
頭を下げて教えていただく習慣。
こういうことを若いうちにマスターしておかなければ、
40代以降、誰からも必要とされなくなり、
居場所がなくなる厳しい人生が待っている、
ということを教えていく必要があるでしょう。
居場所が無くなった方がどういう人生を歩むかは、
昨今、さまざまな事件が起こっているので、
想像がつくかと思います。
そしてそういう良い習慣が身についていない方の大半は、
親がそういうことをちゃんと教育していない家庭で
育った方が多いような気がしています。
(もちろん、親を反面教師にして、
自分でいろんなことを勉強して、
一流の人格を身に着けている方も多々、いるかと思います)
目先、自分が得することしか考えない。
成功している人が、
どんなことに取り組んでいるのか知らない。
今、楽をして楽しむことばかり考える。
周囲の方のことを考えられない。
そういう大人が減って、
世の道理を理解している人が増えれば、
世の中はもっとよくなり、
日本はもっと素晴らしい国になる、
と個人的に思っています。