鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4085回】 親が教育していない家庭で育った方

2022年03月07日 | 住宅コンサルタントとして

いろんな会社にいろんな方が入社されてきますが、

社会人としての常識が著しく欠けている方とか、

世の道理を理解していない方って、

結構多いなぁ、と個人的に感じています。

 

働いてお給料をいただく、ということは、

それだけの価値を提供したり、

必要とされる能力や魅力を自分が持っておく必要がある、

ということ。

 

それができなければ、必要とされず、

結果、働き口が無くなり、

誰からも必要とされなくなる、ということ。

 

だから若いうちに、

会社やお店に価値を提供できる能力や魅力を

身に着けておく必要がある訳ですが、

そういうことを全く理解できていない若い方が

結構多いのですね(←個人的感想)。

 

で、そういう人は、仕事中に集中せず、

仕事が終わってから、夜、ネットフリックスを見たり、

アイドル系の生ライブを見て投げ銭したり、

ネットゲームをしまくって寝不足のまま、会社に来る。

 

そして仕事中、居眠りしたり、ボーっとしてたりする訳です。

 

そりゃ、私も20代の頃はお客様と飲みに行って、

明け方に帰り、2日酔いで出社し、

仕事中に営業車を北海道のパーキングに停めて、

爆睡したこともあります。

 

でも、そんなのは月に1日、あるかないかで、

その分、お客様にかわいがっていただいたり、

それ以外の日にはバリバリ仕事したりして、

結果を出しておりました。

 

仕事を若いうちに真剣に取り組む習慣。

コツコツとやり抜く習慣。

本を読んだりセミナーに参加して、学ぶ習慣。

分からないことがあれば、上司や先輩にすなおに質問し、

頭を下げて教えていただく習慣。

 

こういうことを若いうちにマスターしておかなければ、

40代以降、誰からも必要とされなくなり、

居場所がなくなる厳しい人生が待っている、

ということを教えていく必要があるでしょう。

 

居場所が無くなった方がどういう人生を歩むかは、

昨今、さまざまな事件が起こっているので、

想像がつくかと思います。

 

そしてそういう良い習慣が身についていない方の大半は、

親がそういうことをちゃんと教育していない家庭で

育った方が多いような気がしています。

(もちろん、親を反面教師にして、

自分でいろんなことを勉強して、

一流の人格を身に着けている方も多々、いるかと思います)

 

目先、自分が得することしか考えない。

成功している人が、

どんなことに取り組んでいるのか知らない。

今、楽をして楽しむことばかり考える。

周囲の方のことを考えられない。

 

そういう大人が減って、

世の道理を理解している人が増えれば、

世の中はもっとよくなり、

日本はもっと素晴らしい国になる、

と個人的に思っています。


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