鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1848回】 どういう手順で進めていけばいいのか、お客様は知らない

2016年01月22日 | 住宅コンサルタントとして
家づくりについてどう進めていけばいいのか、ほとんどのお客様は知りません。

土地契約の前に、どんなことを確認しておかなくてはならないか?
土地を契約してから決済までの間に何をしなければならないか?
どのタイミングでどれくらいお金がかかるのか?
契約前にどんなことを住宅会社から確認しておかなくてはならないか?
保証やアフターメンテナンスがしっかりしているかどうかの見極め方は?

などなど、お客様は知る由もありません。

また建売住宅と注文住宅の違いは?
安い家の方が得なのか?
大手ハウスメーカーの方が安心なのか?
大手ハウスメーカーのキャンペーンや値引きは本当に得なのか?

こんな業界の裏側の話も知りません。

本当の意味でお客様に寄り添って、しかもわかりやすく説明できる営業マンって、
業界の中に一体どれくらいの割合なんだろう、と思うくらい、
まあ住宅会社、営業マンの大半は不親切ですし、いい加減。

気が利く営業マン、気が利く会社はほんの一握り。
だからその中に入れば、人口が減ろうが、住宅着工が減ろうが、
確実のお客様に選んでいただけますし、紹介も頂戴できるでしょう。

営業マンは売ることにばかり目が行って、契約さえ取れればあとはいい加減。
地元の工務店の大半は勉強不足、経験不足で
この土地を購入する前にこうしたことを確認しておかなくては、
後々こういう問題が発生したり、こんな余分な金額が工事で必要となる、
ということを前もってお客様に言えなかったり・・・。

本当にちょうどいい感じの営業マンは、
私の目から見て、業界内に不足しまくっているような気がします。

そこに気づき、そこをしっかりと対応するだけで、
いろんな方に応援していただける営業マンになれるなぁ、と思う今日この頃。

契約数で評価が決まる訳ではなく、
お引き渡しの時に感動していただけるお客様の数を追求していきたいですね。
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