鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第167回】 自己開示

2011年06月16日 | 住宅コンサルタントとして
住宅の成約というのは、単に商品が良い、悪いだけではしていただけないと思っています。

もちろん、商品力そのものは大切ですし、会社としてお客様に信用していただけるよう、
自社の家づくりに対する考え方や取組に対して、
自分の言葉で語れるように訓練しておく必要があります。

しかしながら、会社として信用していただき、商品の魅力をお伝えできたとしても、
それにプラスしてやっておかなくてはならないことがあるのです。

それは、「自分を信頼していただく」「自分を好きになっていただく」ということです。

人は残念ながら、嫌いな人からはモノを買いたくはないのです。
好きになった人、かわいいなぁと思った人から買いたいのです。

ですから、「どれだけ今、この商品を買った方がいいか」というメリットを
流暢にお客様に伝えることが出来たとしても、売れない営業マンというのは、
実はお客様に好かれていない、もしくはかわいいと思っていただいていないということなのです。

いい歳のオッサンで売れない営業マンというのは、
大抵お客様に好かれていないか、かわいがられていない(もしくは尊敬されていない)、
ということなのです。

では、お客様に好きになっていただく上で大切なことは何なのか?

この答えは1つに絞れませんが、まずは人として良識をちゃんと持っていることは外せません。
そして細かな気遣いが出来ること。
それと「自己開示が上手か?」ということです。

自己開示というか、自己PRが上手に出来る営業マンは、実は結構少なかったりします。

自分がどんな人間で、今までどんなことを経験してきたのか?
なぜ今、自分は家づくりという仕事に携わっているのか?
自分の好きなこと、趣味を話題に、お客様と距離を縮める。
こうしたことは、実は上手に出来る人は少なかったりします。

皆さんは、自己開示、自己PRが上手に出来るでしょうか?
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