鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4533回】 住宅業界の変化

2023年05月29日 | 住宅コンサルタントとして

久しぶりに住宅会社の調査をおこないました。

 

その結果、見えてきたことは何か?

 

結論、性能で差がつく時代は終わり、

この先は接客力・提案力・営業力の時代となる、

ということ。

 

地場の大手ビルダーや鼻が利く全国展開のビルダーが

標準仕様をかなりグレードUPし、

ぶっちゃけHEAT20G2をクリアしております。

(プレハブ大手はまだですが・・・)

 

サッシも樹脂トリプル、樹脂ペア標準のビルダーが一気に増え、

熱交換換気も標準という会社も増えています。

 

松尾設計室の松尾さん、

せやま大学の瀬山さんがYouTubeで言っていることに合わせ、

自社商品の性能を高めた会社が非常に増えました。

 

更にモデルハウスのデザインに関しては、

ダサい会社はほとんどありません。

 

皆、プロのコーディネーターを入れたりして、

それなりに洗練された空間を実現しています。

 

私が今回、感じたのは、

鼻が利く大手ビルダーが性能を高めた結果、

性能面でも意匠面でも差がつかなくなった。

 

ゆえにこの先、差が出るのは、

接客面、提案力の面でだろう、ということ。

 

特に提案力を因数分解し、

これらを強化する研修をこの先、

強化していきたいと思っています。

 

定期的に現場調査、欠かせませんね。


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