鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第517回】 仕事を通じて、どうなりたいかを意識する

2012年05月31日 | 住宅コンサルタントとして
人はちょっと油断をすると、目先のことだけを考え、安易な方向に流れていってしまいます。

住宅会社の営業マンだと、「今月は1棟、何とか契約出来そうだ」というように、
自分の目標を達成出来るか否か、という意識しか持てない人がいます。

いや、目標達成を考えられる方はまだマシな方で、
ただ単に、1日上司に怒られることなく、お客様や会社に言われたことを
無難にこなしているだけで満足してしまっている人もいます。

まあ、私がお客様の立場であれば、そんなスタンスで仕事をしている人に全くの魅力を感じませんので、
おそらくそういう方からは買わないと思いますが・・・。

このブログを読んで下さっている方は、そういう低いマインドの方はおられないと思います。

ただ、人は本当に油断していると、目先のことばかりに思考の大半がいってしまうものだと思います。

大切なことは、

「仕事を通じて、自分はどうなりたいか?」
「何のために、今、自分は仕事をしているのか?」
「生きていく上での、自分の目的は何か?」

というようなことをおぼろげながらでも考え、意識し行動することだと思っています。

契約をお客様から頂戴した。
なんのために、ご契約をいただいたのか?
住宅営業として、契約を頂戴したその先に目指すべきことは何か?

目の前の契約をさせてもらえるかどうかで、一喜一憂することはあるかもしれませんが、
契約をさせていただいた後、そのお客様にどうなっていただきたいのかを意識すること。
そして今の自分の仕事を通じて、
自分は何を目指しているのかということを考えている人に個人的に魅力を感じます。

これは、自分自身に対して、いつも意識していることでもあります。

コンサルタントとして、自分はどこを目指しているのか?
クライアントの業績が上がっていくことは、とてもうれしいことですし素晴らしいことですが、
そもそも何のために業績を上げなくてはならないのか?

そして、それらを実現するために、自分はどんなことを研究し、学ばなければならないのか?

目的意識を持ち、そこからブレることなく目の前の仕事をやっている人は、
傍から見れば、足腰が座っているように見えます。

自分もそうでありたいと思っています。

何のための契約?
何のための業績UP?
仕事を通じて、最終的にどうなりたいか?

こうした目的意識をしっかりと持ちたいものです。
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