鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1277回】 決断力の無いお客様への対応

2014年06月30日 | 住宅コンサルタントとして
家づくりで今、動いている方は、消費税が5%から8%に上がる際に
間に合わなかった方か、もしくは消費税8%で家を建てた方が得な方かが大半です。

前者の方は、忙しくて時間が取れなかった、もしくは決断出来なかった方。
後者の方は、年収がそれなりになり、更に住宅ローンをたくさん借りる方。

後者の方は数がそれほど多くないでしょうから、
実際に今、家づくりに動いておられる方は、
昨年の9月までに家づくりを決断出来なかった方が多いと言えるでしょう。

それはすなわち、決断力がそれほどない方の比率が高くなっていることを意味します。

私自身は決断力はかなりある方で、
大体飲食店に行ってもメニュー決定まで10秒もいらないくらいなので、
決断力があまり無い方の気持ちに寄り添うことは苦手なのですが、
それでも今、動いているお客様の多くは決断力がありませんから、
そうしたお客様に適応していく必要があるわけです。

で、そういうお客様にどうすればいいのか?

決断力があまり無い方に対して、押しに押しまくる。
もしくは損得論で論理的に詰めていっても、あまり効果的ではないかな?と思うのです。

そもそも、周囲から言われて決断出来る方であれば、
昨年9月までにアクションをお越し、決断を下しているでしょうから・・・。

で、私が思うに、決断力が無いということは、
失敗を極度に恐れる方であると予測されるでしょうから、
そこに適応した商談を重ねること。
そしてもう1つは、ご本人自身に決めていただけるよう、商談を進めていくことでしょう。

人に言われて決断出来ないので、自分で決断していただくように持っていくのです。

ここの部分を自分なりに研究して、各クライアント様にお伝えしていきたい、と思っています。
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