日々、さまざまなテーマに取り組んでいる住宅会社は、
他社よりも優れたところが多々、出来上がります。
性能、コスト、デザイン、仕様面でも、
打ち合わせスペースの快適性でも、
実績、保証なども含め、さまざまな面で、
ライバルよりも優位性を増します。
ところが、自社の強みのすべてを
市場のお客様に対して発信すると、
これがまあ、伝わらなくなるのですね。
「当店の売りは、この大きなとんかつと、
提携農家さんから仕入れた無農薬野菜、
それから京都のお味噌屋さんから
直接仕入れている特注味噌、
更にはテーブル席の椅子にもこだわっていて、
あと、実はデザートも・・・」
と言われたら、この店の売りが何か、
分からなくなりませんか?
ライバルに優位な点を多々、つくることは
とても素晴らしいことですが、
マーケティングにおいては、
自社の強みは絞った方がよいのです。
あれもこれも伝えようとして、
かえって自社の強みが分かりにくくなっていないか、
一度チェックしてみましょう。