鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3975回】 どれだけノウハウを知っていようが、それだけでうまくいかないのが商売

2021年11月17日 | 住宅コンサルタントとして

どんな商売も、いつも順調な訳ありません。

 

うまく行く時もあれば、うまくいかない時もある。

 

どれだけ準備をしっかりとして、

万全の企画を立て、実行したとしても、

うまくいかない時もあるものです。

 

そういう時にすぐに建て直せるか、

それともずっと低空飛行を続けるのか?

 

これは、経営トップや事業責任者の行動力によって、

結果が変わるかと思っています。

 

最新の情報を入手し、

万全の準備をしたのにも関わらず、

結果が出なかったとき、

行動力や実務力がある責任者は、

次々に改善をし、行動し続け、

市場のお客様が求めていることにたどり着きます。

 

というか、そのアタリを見つけるまで、

ひたすら動き続けるのです。

 

トコトン深く掘り下げて、それでもヒットしなければ、

そこですぐに次の企画を立て、実行する。

 

とにかく決断と行動にスピードがあるのです。

 

ところが、行動力が無い責任者や、

ノウハウだけでビジネスがうまくいくと

勘違いしている責任者の場合、

ヒットする予定の企画が外れてしまうと、

それを引きずり、かつすぐ次の企画に行こうとするのです。

 

継続しながら改善することで、

いろいろと見えてくることがあるのに、

すぐにこの企画は失敗だと決めつけ、

次のノウハウを求めてしまうのです。

 

情報・ノウハウだけでは、商売はうまくいかない。

 

現場で改善する力、

お客様にカスタマイズする力が、実は非常に重要で、

アタリを見つけるまで、とにかく改善しまくる泥臭さが

トップや事業責任者には必要なのです。

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